体質改善は可能、アレルギー性鼻炎も同じ

子供が常用しても大丈夫なサプリを

早速ですが、子供(11歳)がアトピー性皮膚炎で困っており、サプリメント体質改善ができないかと探していたところ、御社のサイトにたどりつきました。
子供が常用しても大丈夫なサプリはありますか?
あと、アレルギー性鼻炎向けのものもあればあわせて教えていただけないでしょうか?
宜しくお願い致します。

アトピー性皮膚炎は治せるし、アレルギー鼻炎も同じ

アトピー性皮膚炎はいくつかの悪い体質が重なる現象で、それらの体質を改善することで、根本から治すことができるというのが、ここ10年くらいのアメリカのアレルギー内科の医師たちの考え方です。この理論はお子様にもあてはまります。
ただ、お子様の場合に問題になるのは摂取量です。
アメリカではサプリメントの摂取は基準体重が60kg に設定されています。
摂取量を計算する場合は、体重比で増減しますので、体重が30kg の場合、摂取量は基準体重の半分になります。
11歳だと30キログラムというところでしょうか。これなら半分で OK です。
アトピー性皮膚炎では基本的には3つのサプリメントで体質を改善していきますが、過剰症があるようなサプリメントではありませんので、ある程度は多めに計算すると良いと思います。
少ないと、体質改善が遅れます。(子供は新陳代謝が早いので、多めの栄養素が必要というデータも出ています)
また、腸内環境の問題など、体が小さいうちに改善した方が早く治るという体質もありますので、2年ほどかけてサプリメントによる体質改善なども行ってみてください。
基本的な3つのサプリメントは以下の商品です。
お子様の体重が判らないので、摂取量は基準体重で記載します。
・炎症体質(ビオチンで改善
http://www.vitamin-shopper.com/item/10520/goods.html
基準体重で1回1錠 朝昼晩の食後と寝る前の4回摂取)
・アレルゲンに反応する体質(善玉菌サプリで改善
http://www.vitamin-shopper.com/item/10411/goods.html
1日2錠 食後)
・皮膚や粘膜が薄い体質(ビオチンとEPAで改善
http://www.vitamin-shopper.com/item/10506/goods.html
1日4錠 食後)
以下は、アトピー性皮膚炎の体質改善の第2ステージと言いまして、上記の体質改善が終わってから行います。今は摂取の必要はありません。
1年か2年後に、またご相談ください。
ヒスタミンが大量に分泌する体質(ケルセチンで改善、しかし、腸内環境や皮膚の改善が終わってから行います。)
・副腎皮質が不活発な体質(パントテン酸で改善)というような感じです。
ここで、体質改善にかかる期間ですが、皮膚の改善に2年(一層の角質層が作られるのに30日、それが20層重なることで、皮膚が普通の方と同じ状態になります)。
腸内環境の改善に2年(ラクトフェリン
http://www.vitamin-shopper.com/item/10401/goods.html
を加えることで改善が早まりますが、無理そうであれば無しで OK です)。
ビオチン(ビタミンH)EPAを4錠ずつ飲んでも、最初の1年くらいは、皮膚の状態が目に見えて良くなることはありません。
それは、ビオチンとEPAを飲む前に作られた角質層は、質の悪い角質層であり、それを後から改善することができないからです。
アメリカではアトピー性皮膚炎は根本から治すというのが、ここ10年くらいで常識となっていますが、そのためには皮膚炎の酷い場所にステロイドを塗るなどの医療行為も必要です。
皮膚炎が起こっている場所は、皮膚炎が治ってもステロイド剤を塗り続け、皮膚炎が起こるのを防いで、角質層にあながあくのを防いでください。
それから、アレルギー性鼻炎のご相談の方になります。
基本的な体質改善は、善玉菌 1日2錠、食後
http://www.vitamin-shopper.com/item/10411/goods.html
です。これはアトピー性皮膚炎と原因が同じなので、同じものを摂取します。
また、粘膜の炎症症状でアメリカで人気があるのが以下のサプリメントです。
ブロメライン 1回1錠、朝食後か、朝晩の食後
http://www.vitamin-shopper.com/item/10515/goods.html
ケルセチン 1回2錠、朝晩の食後
http://www.vitamin-shopper.com/item/10505/goods.html
(基準体重で表記)
ブロメライン花粉症でもアレルギー性鼻炎でも、もっとも使われるサプリメントです。
アトピー性皮膚炎もアレルギー性鼻炎も、アレルギー1型というアレルギーですので、改善方法は同じです。
違いは、アレルゲンの種類だけなので、アレルゲンに反応しない白血球を作る善玉菌サプリメントがあれば、2年くらいで改善するでしょう。
ケルセチン(抗ヒスタミン剤)とブロメラインの組み合わせは、出ている症状を緩和する組み合わせとして、もっとも人気のある組合わせです。
可能であれば、炎症体質を改善したいので、ビオチンを足すことも検討してみてください。
1日4錠はアトピー性皮膚炎と同じです。
朝昼晩の食後と、夜寝る前に半錠ずつです。
アレルギー性鼻炎では、ケルセチンやブロメラインで症状を抑制し、性能の高い善玉菌サプリメントでアレルゲンをなくす体質改善を行うのが一般的なので、ケルセチンを使用することが多く、臨床例もありますので、問題はありません。
判らないことがございましたらご連絡ください。今後ともよろしくお願い致します。