ブロメラインの摂取と善玉菌で腸内環境を整えて

ブロメラインはカンジダだけでなく皮膚にも効くか

ブロメラインについて質問がございます。
前回に、ブロメラインは、カンジダに効くとお教え頂いたのですが、以前に病院で検査したことがあり、そのときに、腸にカンジダがいることが判明し、去年の11月頃に、ピルを飲んだ影響でホルモンバランスが崩れ、膣カンジダを発症しました。
この頃からアトピーが酷くなってしまいました。
また、血の検査でカンジダに結構なアレルギー反応が出まして、今回のアトピーカンジダが、反応しているのではないかと自分で推測しています。
ブロメラインがカンジダに効くということですが、口から飲むサプリメントなので、腸は効くとは思いますが、皮膚にも効くのか疑問です。(検査で皮膚にもカンジダがついていました)
長々と申し訳ないのですが、ご回答いただければと思います。宜しくお願いします。

ブロメラインの効果と腸内環境を整えること

カンジダのご質問ですね。
カンジダ菌というのは野菜や様々な食品に多く存在し、特に珍しい菌というわけではありません。
皆、日常的にカンジダ菌をいやおうなく摂取しているのが現状です。
ただ、その摂取してしまうカンジダ菌を、通常は、胃酸であるブロメラインで殺菌し、腸内の善玉菌(コッカス腸内細菌乳酸菌)の出す乳酸によって殺菌しているので、便に生きたカンジダ菌が混じることが少なく腸や粘膜、皮膚などに生きたカンジダ菌が付着し、繁殖することがないのです。
しかし、あなた様の体質は、アトピー性皮膚炎であることを考えると、腸内には善玉菌(コッカス腸内細菌や乳酸菌)がほとんど存在していません。
おそらく、カンジダになったということは胃酸のブロメラインも分泌が悪いでしょう。
また、アトピー性皮膚炎ということは、皮膚や粘膜(腸など)を守るヘルパー T 細胞という白血球がおかしな動きをしているので(原因は、腸内環境の悪さです)、皮膚や粘膜についたカンジダ菌を弱めることができないのです。
更に、アトピー性皮膚炎ということは、皮膚や粘膜が薄くて弱いですから、厚い角質層に守られた皮膚と比べると、簡単にカンジダ菌や水虫菌などに、皮膚や粘膜を喰い破られてしまうでしょう。
飲んだブロメラインは、食品と一緒に入ってくるカンジダ菌は死滅させることができるでしょう。
しかし、毎食後に飲むわけにもいかないでしょうし、本来は、腸内環境さえよければ、カンジダ菌は殺菌できるので、腸まで届く善玉菌12で2年ほどかけて腸内を改善していくべきだと思います。
また、ブロメラインで皮膚を守るということは、飲んだブロメラインが皮膚から分泌されて、皮膚や粘膜のカンジダ菌を殺すという意味ではありません。
その能力はまったくないのです。
ただ、カンジダになるということは、ブロメラインの分泌が悪い体質なので、このブロメラインの体内での分泌が少ないために、アトピー性皮膚炎の皮膚炎や粘膜炎が酷くなっているのです。
サプリメントで補給したブロメラインは、皮膚や粘膜の毛細血管を詰まらせて、炎症を引き起こしている、フィブリンというタンパク質を溶かして、毛細血管の血流を改善し、アトピー性皮膚炎の炎症体質を改善する能力が非常に高いのです。
カンジダ感染症は皮膚炎も起こしますが、ブロメラインによって皮膚炎の原因を改善します。
つまり、飲んだブロメラインはカンジダ菌は殺さないけれど、カンジダ感染症によって引き起こされる皮膚炎や粘膜炎を抑制したり、アトピー性皮膚炎の皮膚炎を改善するので、症状はかなり楽になります。
カンジダになる体質とアトピー性皮膚炎である体質を考えると、今回ご注文頂いた4つの商品は、その両方を体質改善する効果が期待できます。
時間はかかりますが、じっくりと体質改善に取り組んで行ってください。
判らないことがございましたらご連絡ください。今後ともよろしくお願い致します。

ブロメラインは約2年間同じ量を飲み続けなければいけないか

ブロメラインは1日3回飲んで効果が出たのですが、体質改善される約2年間の間ずっと1日3回飲み続けなければならないのでしょうか。
質問ばかりで申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

ブロメラインを減らして効果を確かめて

なんか説明が長くなってしまいスミマセン。
ブロメラインの摂取に関しては、減らせるはずです。
今のあなた様の体内では、毛細血管を詰まらせるフィブリンがたくさん存在しています(たぶん)。
ブロメラインを数ヶ月飲み続けると、そのフィブリンたちは、おそらくブロメラインによって溶かされて炎症を引き起こすことが少なくなってきます。
その時点で、ブロメラインを少しずつ減らしてみるのです。1日2錠にして様子を見たり、思い切って、1日1錠にして様子を見ても良いでしょう。
数日から数週間で炎症が戻ってきたら、またブロメラインの摂取量を3錠に戻します。
でも炎症が起こらなければ、減らした量が適量になります。
簡単に言えば、炎症が出てきたら3錠に戻せば、また改善します。