掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善にお勧めのサプリメント

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善にお勧めのサプリメントにかんして

こんにちは、ホームページを拝見しメールさせていただきました。私は40代の女性です。幼児の頃アトピー性皮膚炎が膝の裏、足の付け根に出て通院し治まりました。その後も色々とアトピー性皮膚炎の症状が出ていたのです。ところが六年前位から手に水泡、皮むけ、痒み、ひび割れの症状が出、皮膚科でアトピー性皮膚炎と診断され、塗り薬で治療を続けてました。また病院を変え、その都度水虫、アトピー性皮膚炎と言われましたが、やっと掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と診断されました。でも出される塗り薬はアトピー性皮膚炎の時と変わりなく不安になってきてました。現在は指、手のひら、かかと、あしの甲の両脇、特に足はひどくサンダルを履くことができません。そこでビオチンビタミンH)を飲んでみたいのですが、ビオチンだけを続けると、悪玉菌を増やしてしまうとか・・・・ビオチンが有効に働く飲み方、商品のアドバイスをして頂きたく思います。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善にお勧めのサプリメントにかんしての回答です

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の症状とアトピー性皮膚炎の症状は出方は違いますが、双子のように似ていて、免疫抗体がグロブリンE(IgE)ならばアトピー性皮膚炎グロブリンA(IgA)ならば掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)ということになります。基本的なところでは、どちらも同じ治療法を取ります。ただ、例外的に共役リノール酸(CLA)だけは、アトピー性皮膚炎には効果的なのですが、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の場合はグロブリンA(IgA)の原料となってしまうため、ご使用にならないで下さい。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や、アトピー性皮膚炎などのアレルギーの症状を改善する目的でビオチンビタミンH)を摂る場合、最低3ヶ月間は一定量を継続的に摂って、様子を見ることとなります。
ビオチンビタミンH)は、アメリカでの多くの実験・研究報告から、1日20mg以上の摂取が、望ましいとされています。ただ、水溶性で、尿として体外に排出されやすいため、1回1錠を、朝・昼・夕食後と就寝前の、1日4回に分けて摂取します。お気をつけ頂く点としましては、途切れ途切れに摂ると、結果が出辛くなるという、実験結果がありますので、まずは、「摂ったり摂らなかったり」ではなく、継続してお摂り頂くことですね。
大体、3ヶ月ほどビオチンビタミンH)のみで様子を見て、何かしらの変化がみられましたら、ビオチン不足が原因であると考え、腸内でビオチンを充分に生成出来るようにするために、アシドフィルス菌腸まで届く善玉菌12などの善玉菌乳酸菌腸内細菌)を摂って腸内環境の改善を始めます。
それと同時に、薄くなったり萎縮してしまった皮膚に、水分を取り戻し、厚く弾力のある肌を作るために、ヒアルロン酸EPADHAオメガ3)を経口摂取します。これにより、皮膚の水分と油分を補い、角質層の厚い健康な皮膚を作っていくことが出来ます。皮膚の状態が悪いと、かゆみも治まり難くなりますね。
また、これはある程度皮膚の改善が進んでからでも構いませんので、ケルセチンで体内の免疫機構の働きを穏やかにし、アレルゲンに対して過剰反応しなくなるように、体質改善します。
尚、ステロイド剤は、急に使用を中止しますと、ステロイドリバウンドが起き、症状が急激に悪くなったりしますので、まずパントテン酸をお取りいただくといいと思います。パントテン酸をしばらくお取りいただき、ご自身の副腎を強化してから、徐々にステロイドを減らす方法を取っていただくと、ステロイドリバウンドを起こすこと無しに、ステロイドの使用を止めることが出来ると思います。
サプリメンとは医薬品と違い、即効性が無く、長期間の使用により、やっとその効果を発揮してくれます。最低でも3ヶ月〜6ヶ月冠の試しいただき、その効果を判定して頂ければと思います。今回ご紹介したサプリメントを一度に始めなくても大丈夫です。まずビオチンビタミンH)をお試しいただき、その効果が判断できたら次に、というふうでもかまいませんし、ヒアルロン酸EPADHAオメガ3)を一緒に摂り始めてもいいと思います。ご予算の関係もあると思いますので、長く継続摂取することを考え、無理の無い範囲でお選びいただければと思います。