掌蹠膿胞症性骨関節炎とサプリメント

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)におすすめのサプリメントにかんして

掌蹠膿疱症性骨関節炎の為、ビオチン治療を一年ちょっとしております。(ビオチン、ミヤリサン、ビタミンCが一袋に一緒に入ってます。)先日、都合で10日程飲めませんでしたが、その間便の調子がとても良かったのです。ビオチンなどを飲んでいるときはどちらかと言えばすぐお腹をこわしていたのですが、飲んでいない間は快便でした。掌蹠膿胞症性骨関節炎の症状が出てきたので又飲み始めましたが、ミヤリサンは必要なのか疑問に思いました。(ビオチンやビタミンCでお腹がゆるくなるとは思えませんので)ミヤリサンを抜いてほしいのですが三種類セットになっていて無理そうなので、単体で「ビオチン、ビタミンC」をとるか、「三種類セットプラスアシドフィルス菌」を取るか考えております。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)におすすめのサプリメントにかんする回答です

ミヤリサンの服用でお腹の調子を崩される、ということですね。悪玉菌が極端に多い状態が長く続いていると、悪玉菌は自分たちを脅かす敵(善玉菌)が少ないことに安心し、比較的大人しく過ごすようになります。そこに突然善玉菌乳酸菌腸内細菌)がたくさん入ってくるようになると、何とか自分たちの居場所を守るため、活発に活動するようになります。そして、お互いの攻撃物質や菌の死骸、ガスなどが大量に発生します。すると、腸はそれらの余計な物質を早く洗い流そうとして、下痢を起こすことがよくあります。これは腸内環境の改善において必ず通らなければならない道ですので、何とか乗り越えて頂きたいと思います。腸内環境の改善は、多種多様な菌を大量に摂った方が効率が良いことが解っています。お腹が緩くなるのを我慢できるようでしたら、アシドフィルス菌単体よりも、1日1粒で良いので腸まで届く善玉菌12をおすすめします。
掌蹠膿胞症性骨関節炎の痛みは、ヒスタミンが骨膜にある末梢神経を刺激して起こる神経痛の一種です。ビオチンビタミンH)は、炎症を抑えるホルモンの生成を促進することで、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や骨膜炎などの炎症を抑制する方向には働きますが、ヒスタミンを減らす物質ではないため、骨関節炎や骨膜炎の痛みを軽減する効果は期待が持てません。
アメリカの治療現場では、鎮痛薬や抗アレルギー薬の処方と同時に、まず最初に善玉菌乳酸菌腸内細菌)のサプリメントの大量摂取による腸内環境の改善で、グロブリン免疫抗体の分泌量を減らし、ヒスタミンの大量流出の引き金部分を改善します。この改善には1年から2年ほど時間がかかります。その後で、ケルセチンの大量摂取でヒスタミンの大量生成体質を改善します。これも、1〜2年程度のお時間がかかります。この二つの体質改善によって、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や掌蹠膿胞症性骨関節炎の痛みは治癒する、と結論付けられています。逆に言うと、この体質を改善しないとヒスタミンの量が減らないため、いつまでたっても痛みが治まらない、ということになります。いずれも時間はかかりますが、体質(発症原因)を選ばない根本的な方法です。