吸収抑制はあってもりんごペクチンは適正な量を

放射性セシウムの除去を目的にりんごペクチン

御社のサプリメントのリピーターです。
先日、放射性セシウムの除去を目的に、「りんごペクチン」を購入しました。
ベラルーシの部屋」では、内部被曝している方は、「おとな一日3ミリグラムのりんごペクチン」とありますが、こちら、 300mgという表記があります。これは、0,3ミリグラムではなく、300ミリグラムの意味でしょうか?また、ペクチンミネラルの吸収を阻害するとありますが、ボトルにはtake 1 tablet up to three times daily with mealsと、あります。食前食後すぐ服用しても、かまわないのでしょうか。ご教授いただけると、ありがたく思います。

りんごペクチンは毎食後に一錠ずつの摂取を

アメリカのスリーマイルの原子力事故の時の論文をもとにすると、1日3mgのりんごペクチンではまったく効果が出ないと思います。千分の三グラムという量では、難しいです。
アメリカンビタミンショップでは毎食後に一錠ずつの摂取をお勧めしています。りんごペクチンの使い方については以下のページに詳しく説明しています。よろしかったら読んでみてください。
http://www.vitamin-shopper.com/p/mailmagazine/hv020601.aspx
りんごペクチンなどの食物繊維による、余計な物質の排泄という実験の場合、やはり食事からのビタミンやミネラルなどの吸収抑制は多少起こります。
しかし、その吸収抑制はほんの数%〜10%程度に留まりますので、栄養摂取ということでは、まず問題になる数値ではありません。例えば、野菜などに含まれる食物繊維や、ゼリーなどに含まれる水溶性食物繊維なども同じような排泄を行いますが、その辺りの数値は無視されているのと同じです。
数ある食物繊維の中から、デトックス効果を期待して、FDAアメリカ食品医薬品局)がりんごペクチンを選んだのは、今回の問題物質を選択的に吸着する能力が高いからです。他のビタミンミネラルと比べると、問題物質の吸着率は高いことが判っています。必要な栄養素の排泄は可能な限り抑制し、問題物質を多く排泄するという能力においては、りんごペクチンが高い効果を現わしています。
判らないことがございましたらご連絡ください 今後ともよろしくお願いいたします。