掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）の改善にお勧めのサプリメント

掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）の改善にお勧めのサプリメントにかんして

はじめまして、ただいまビオチンについて色々調べています。2、3年程前から掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）と言われ、症状的には良い時期と悪い時期と繰り返しながら、しかし少し最悪な時期の度合いがひどくなっているように思います。最近足の水泡がたくさんできて、ステロイドを塗っていたため現在リバウンド中・・・辛いです。
いい加減に考えてきてはいなかったですが、真剣にビオチン（ビタミンＨ）と自分にあうサプリメントを加えて完治したいです。今の症状は痛みもかなりあり、かゆみもきついです。歩行困難くらいです。手も少々できてはいますが、足ほどではないです。どのような組み合わせが適していますか？いろいろアドバイス宜しくお願いします。

掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）の改善にお勧めのサプリメントにかんしての回答です

サプリメントによる掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）の改善を、初めてお試しになるという事でしたら、まずはビオチン（ビタミンＨ）から始めて頂くと良いと思います。
ビオチン不足が原因で、掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）ののう胞やかゆみなどの症状を発症している方は、発症者の約４割といわれています。アレルギー症状の改善目的でビオチン（ビタミンＨ）を摂る場合、最低３ヶ月間は、一定量を継続摂取して、様子を見ることとなります。ビオチンは、アメリカでの多くの実験・研究報告から、１日20mg以上の摂取が望ましいとされています。ただ、水溶性で尿として体外に排出されやすいため、1回1錠を、朝・昼・夕食後と就寝前の、1日４回に分けて摂取します。お気をつけ頂く点としましては、途切れ途切れに摂ると、結果が出辛くなるという実験結果がありますので、まずは「摂ったり摂らなかったり」ではなく、継続してお摂り頂くことですね。
大体、３ヶ月ほどビオチン（ビタミンＨ）のみで様子を見て、何かしらの変化がみられましたら、ビオチン不足が原因であると考え、腸内でビオチンを充分に生成出来るようにするために、善玉菌（乳酸菌や腸内細菌）サプリメントと、食物繊維サプリメントを使い、腸内環境の改善を始めます。腸内改善が進み、体内で充分量のビオチンを生成出来るようになれば、いずれビオチンの摂取は終了することが可能ですし、腸内改善もほぼ１〜２年で終了し、後は１年に１〜２本程度、善玉菌の補給をすれば済むようになります。しばらくお摂り頂いて、炎症が緩和されたり激化したりなど、何かしらの変化がみられましたら、ビオチン（ビタミンＨ）不足の可能性が高いです。
３ヶ月経っても何も変化がみられない場合は、他の原因を疑い、ガンマリノレン酸（ＧＬＡ）＋ボラージオイル（旧名・月見草オイル）などによる改善法を試します。そのような場合は再度ご相談下さい。
ステロイドリバウンドを起こされているということですが、ステロイド剤をお使いになっていた方は、副腎皮質が疲弊していますので、パントテン酸とビタミンＣの組み合わせで、副腎皮質を強化して、コルチゾールの分泌を促すことにより、コルチゾールによる炎症抑制と、ステロイドリバウンドからの脱却、ステロイド剤のデメリットの補完という、３点の改善を進めて行かれると良いと思います。
残念ながら、即効性という点では、外用のステロイド剤（医薬品）に勝るものはありません。今起きている掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）の酷い炎症を抑えるためには、ステロイド剤の力を借りた方が良いかもしれません。アメリカでは、ステロイド剤は嫌われ者ではありません、確かに弊害はありますが、パントテン酸とビタミンＣ、ヒアルロン酸、ＥＰＡとＤＨＡ（オメガ３）で、弊害を予防したり改善する方法が、確立されているためです。これらの対処をしていれば、大量に継続使用しない限り、ほぼ弊害は防げますので、無理に排除せず、どうしても炎症の酷い部分には、薄く塗布してご様子を見て下さい。このサプリメントの組合せは、皮膚（角質層）をきちんと作るのと同じ組合せです。特に、アレルギーー性皮膚疾患の中でも、掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）の方には、ＥＰＡの摂取が有効というデータがかなり出ていますので、プラスして頂く事をお勧め致します。また、日本におけるヒアルロン酸は低分子ヒアルロン酸が良いとされていますが、アメリカでは高分子ヒアルロン酸が良いとされています、これはどういうことかというと吸収と効果という違った角度からみて低分子、高分子といっているのです。例えば日本における低分子ヒアルロン酸が良いとしている理由ですが、高分子過ぎると小腸から吸収されなくなってしまうという方向から低分子が良いといっています。アメリカにおける高分子ヒアルロン酸が良いとしている理由ですが、低分子過ぎると水分をゼリー状にする能力が１/１００以下になってしまうという方向から高分子が良いといっています。アメリカの高分子ヒアルロン酸と日本の低分子ヒアルロン酸の分子量はほぼ同じようです。見る角度が違っているだけなのです。ただ、日本製のサプリメントの場合、胃酸で分解されない加工を施していないものも多く、アレルギーの方がお摂りになる場合は、これらの加工が施されているかをご確認いただくと良いと思います。弊社取り扱いのヒアルロン酸は胃酸に触れない加工が施してありますので、ご安心いただければと思います。