男性不妊とDHEA

男性不妊とDHEAにかんして

私は現在二十代後半で、男性不妊のため何回か顕微授精を受けています。採血結果も採卵数も悪くないのですが、受精卵になると質が落ちてしまい、なかなか妊娠しません。そこで、DHEAを飲んだら受精卵の質が改善しないかと思っています。30歳以下の人は飲まない方がいいとか、ホルモン異常がない場合飲まない方が良いと書いてありましたが、やはり私の年齢や血液状態の場合も、飲まない方がいいでしょうか。他のネットも検索したら最低でも45歳以上になって飲むべきと書いてあるのも見つけてしまい、慎重に考えたほうがいいと思っています。30代の人が受精卵の質が悪くて、DHEAを飲んだら凄く分割が良くなった人がいて妊娠してたので私の場合はどうだろうかと思っています。カルニチンは別に問題はないと思うので飲んでみようと思っていますが、どうしたら良いでしょうか?

男性不妊とDHEAにかんしての回答です

ここ数年、それまでは若年層の摂取は避けるべきといわれていたDHEAを、不妊治療の一環に取り入れ、好成績も挙がっていますが、どちらかというと女性(卵子)が原因の不妊の方が、良い結果が出やすいようです。(卵子の若返りに効果的なようです。)アメリカにおける男性不妊の改善には、カルニチン亜鉛アルギニンを使うことが多く、女性に対するDHEAの成績よりも、高い改善率が出ています。確かに男性にもDHEAは使われますが、カルニチンやアルギニンなどと併用したり、それらを先に試して結果が思わしくなかった時に使ってみるという、補助的な役割になっているようです。
不妊の原因は幾つかあり、たった一つの原因で起きるとは限りませんので、対応法も、何か一つに絞るより、幾つかの可能性に対応すべく、重ねて行なうのというのが一般的です。アメリカでは、不妊対策においてカルニチンを評価する医師が非常に多く、使用するべきサプリメントの上位に必ず名を連ねています。二十代後半ということですと、亜鉛不足が原因とは考え難いので、カルニチンとアルギニンを組み合わせて、お試しになってみて下さい。