お肌の衰えを食い止めたい

老化防止と活性酸素対策、スキンケアにおすすめのサプリメントにかんして

今とても興味があるのは老化防止と活性酸素対策、そして美肌・スキンケアです。アメリカンビタミンショップで紹介されているキレイを支えるための3本柱:栄養補給・活性酸素対策・腸内環境正常化に大変共感しています。是非サプリメントを生活に取り入れたいと思っているのですが、種類がありすぎて選べませんので是非アドバイスをよろしくお願いします。
私は二十代後半の女性です。肌は、頬・口周りは乾燥肌、Tゾーンは脂性の混合肌、そして敏感肌だと思います。顔の血色が悪いです(黄色、白い)。朝などは回りに大丈夫?と聞かれてしまいます。新陳代謝・ターンオーバーが悪い気がします。にきびもあります。顔のたるみがとても気になります。腸内環境は悪いと思います。腸の調子が悪いと感じる時はやはり肌も悪いです。生活のリズムなどはバラバラでとても不健康だと実感しています。2時間睡眠の日が続いたり、食事の時間がとれなくてほとんど食べない日があったり、とにかく不健康だと思います。すべての基本はマルチビタミンということで、マルチビタミン&ミネラルは購入し飲んでいます。老化防止、活性酸素対策、美肌スキンケア、腸内環境、それぞれのカテゴリでどのサプリメントを選べばよいでしょうか?なお食道が細くて嚥下の力が弱いらしく、普通の食事でさえたまに飲み込めず引っかかるときがあります。なのでアメリカのカプセルなどは大きすぎてとても飲めません。マルチビタミンも実は割って、中身のパウダーを出して飲んでいます。サプリメントの中には、途中で解けないように特殊加工されているものがあると思いますのでそのへんが気になります。できれば割って飲んでも大丈夫なものだと助かります。わたしに良いサプリメントを紹介してください。よろしくお願い致します。

老化防止と活性酸素対策、スキンケアにおすすめのサプリメントにかんする回答です

お悩みの内容と、嚥下力が弱いという体質を合わせて、幾つかの体質改善とサプリメントの種類、摂り方をご紹介させて頂きます。
現在、様々な形で発現しているお悩みの多くは、腸内環境が関係しています。現時点では、多種多様な善玉菌乳酸菌腸内細菌)を大量に経口補給し続ける方法が、腸内環境の改善では最も効率が良く失敗が無いとされています。弊社でおすすめしている腸まで届く善玉菌12(Solaray Multidophilus12)は、大量の活性菌を生きたまま腸まで届けられるよう、特殊なコーティング加工を施した腸溶性カプセルを使用しているのですが、かなり大粒のカプセルのため、根本的に嚥下力が弱い方には、飲み込みづらいと思われます。胃酸による減耗は避けられませんが、それでもアシドフィルス菌単体のサプリメントより効率的なので、カプセルを開けて、お腹が空いてるときに、中の粉末だけを多目の水と一緒に飲んで下さい。この方法では、根本的な炎症体質と腸内環境の改善、そして活性酸素対策を、同時に行なうことが出来ます。
皮膚の新陳代謝が鈍い、血色が悪い、吹き出物が出やすい(炎症体質)といった症状は、腸内環境が悪玉菌優勢でビオチンビタミンH)が不足することで起こりやすくなります。腸内が善玉菌優勢の良い状態になれば、腸内で生成されるビオチン(ビタミンH)が増え、皮下組織の血流が上がって顔色は良くなりますし、皮膚の新陳代謝が高まるので、タルミも軽減されますし、ビオチンの作用で炎症を抑えるホルモンの生成が促進され、吹き出物が出にくくなったり、出ても治りやすくなります。腸内環境の改善には年単位のお時間がかかりますので、アレルギー体質改善の半量程度で良いので、しばらくはビオチンを併用して頂くと良いと思います。ビオチン(ビタミンH)は、カプセルを外して中の粉末だけをお摂り頂いても、全く問題はありません。
新陳代謝やお肌のターンオーバーの促進、活性酸素対策として是非お摂り頂きたいのが、亜鉛ビタミンAベータカロチンリコピンルテインアスタキサンチンなどの総称)、特にベータカロチンです。共に小粒で飲みやすく、一日1回 朝食後に1粒で良い上、極めて安価な割に絶大な力を持つサプリメントです。
お口周りの敏感肌やTゾーンの脂性など、お肌の油分や皮脂に関するトラブルも、実は腸内環境が大きく影響しています。お肌の油分(うるおい)は、オメガ3系脂肪酸EPAという油です。EPAは、角質層に分泌されて角質細胞を繋ぐ糊になったり、お肌が含んでいる水分の蒸発を防いでうるおいの元になったり、脂性肌の原因・お肌の表面に浮く皮脂そのものであり、炎症を起こすホルモンの原料でもあるアラキドン酸の生成過程を阻害して、過剰生成を防ぎ、お肌を正常な状態に保ちます。腸内環境が悪いと、EPAの生成や皮膚への分泌がうまくいかなくなり、代わりにアラキドン酸(皮脂や炎症を起こすホルモンの原料になります)がたくさん出来て、更に、ビオチン不足から炎症を抑えるホルモンの生成過程も滞り、皮下組織の血流も悪くなり、お肌のトラブルを起こしやすくなるわけです。スキンケアの基本としてEPAは欠かせないとも言われていますし、それ以外の健康効果の多さは筆舌に尽くし難く、ぜひお摂り頂きたいとは思うのですが、これらの効果を期待出来るだけの量が詰まったジェルカプセルはかなり巨大(2cm超)で、滑りの良い作りとはいえ、嚥下に支障が出る可能性があります。魚油独特の臭いはありますが、ジェルカプセルを破って中の油だけを摂ることも可能ですので、ぜひともプラスして頂きたいと思います。ただ、自分で油分などを分泌するまでには時間がかかります、その間はスクワランオイルを塗って、外から油分を補ってあげてください。スクワランオイルはもともと皮膚で分泌されている成分のため、安全性にも優れていますし、角質層への浸透もいいため、即効性があります。また皮膚の深くまで浸透してくれるので、頻繁に塗る必要が無いため、皮膚のケアも楽になると思います。ただ、体内から改善するには時間がかかります、その間はスクワランオイルを塗って、外からも油分を補ってあげてください。スクワランオイルはもともと皮膚で分泌されている成分のため、安全性にも優れていますし、角質層への浸透もいいため、即効性があります。また皮膚の深くまで浸透してくれるので、頻繁に塗る必要が無いため、皮膚のケアも楽になると思います。

サプリメントの種類や摂り方について

返信ありがとうございました。納得のいく説明でとても参考になり助かります、また嚥下についても考慮して頂き本当にありがとうございます。腸内環境の改善にはすぐとりかかろうと思います。
ところで今回ご紹介していただいたビオチンビタミンH)についてですが、違うメーカーで何種類かあるのですが、どれのことでしょうか?またアレルギー体質改善の半量程度というのはどういうことでしょうか?ビオチンによって皮膚の新陳代謝が高まるので、タルミも軽減とありますが、他のページに、しわやたるみにはペクチンシリカ(ケイ素)が紹介されているのですが、どちらの方がより、しわタルミに効く効かないということはあるのでしょうか?しみ・しわ・タルミ防止にビオチン(プラス腸内環境改善)一つで対応できるのでしょうか?
亜鉛ベータカロチンビタミンA)は購入しようと思います。ベータカロチンについてですが、マルチビタミンとの併用による過剰症は心配するべきでしょうか?
肌の油分や皮脂についてですが、ヒアルロン酸MSMコエンザイムQ10CoQ10)も気になります。EPADHAオメガ3)に追加するとしたらどれが良いでしょうか?
25歳ごろから色々体内でつられる要素が減ってくるというのをどこかのページで見ました。確かに、体質が変わったと言いますか、何か前とは違ってきているのを実感しています。むくみやすくなった気がします。もともと全身の血流はよくないと思います。冷え性ですし。そして肌のハリやみずみずしさがなくなってきた気がします。そのこともあり、なおかつ忙しくて生活がものすごく不規則なので、健康・美容維持のために今何か始めないとやばいと感じ、今こうしてアメリカンビタミンショップさんに助けを借りている次第です。やはりこう・・・上手く言えませんが老化してきてる感じがします。
老化防止活性酸素対策は違うものでしたでしょうか?善玉菌乳酸菌腸内細菌)では活性酸素対策もできるということなのですが、老化防止に関しては別の何かをする必要はあるのでしょうか?肌の新陳代謝、吹き出物についてのサプリメントはわかりました、しみ・しわ・たるみ防止そしてハリ潤いに効くサプリメントはどれが良いのでしょうか?また腰痛、認知症(痴呆・ぼけ)防止に良いサプリメントはどれでしょうか?これまでに色々なサプリメントが出てきましたが、これを摂取するのであれば、これは必要ないといったように効果が重複するものはあるのでしょうか?
腰痛防止に肩こりを付け足すのを忘れました。腰痛は最近あります。肩こりは中学生の時から持っています。肩こりで病院に通っていたこともありました。首の骨がカーブしていないらしく、頭を支える力が弱いため肩に負担がかかるとのことでした。あと、アドバイスをするのに参考になるかわかりませんが、鶏の手羽先などコラーゲンの豊富なものを食べると心なしか、毛穴も薄くなりハリ潤いも一瞬良かったような気がします。同時に生理になり始めたのもあるかもしれません。腸内環境もそうですが、生理やホルモンバランスといったものも肌の調子を左右している気がします。昔はそれほど生理やホルモンバラスなどには影響されず、さほど気にせず過ごせてたのですが・・・。アドバイスをよろしくお願い致します。

サプリメントの種類や摂り方についての回答です

栄養素には様々な協働関係がありますので、組み合わせれば組み合わせるほど効率的になることが多いのですが、長期的な継続摂取が必要ですので、大粒で美味しくも無い多量の錠剤を一日に何度も飲む肉体的な苦痛や、それらを継続維持し続ける経済的な負担を無視することはできません。そのため先回は、改善の効率化よりも、少ない種類で出来るだけ様々なお悩みをカバーできる組み合わせをおすすめしました。ある程度飲み込みやすいもの、という点も考慮したつもりでおります。たとえば弊社取り扱いのヒアルロン酸は、角質層に分泌されるのに一番良いとされる分子量に整えたものを、善玉菌乳酸菌腸内細菌)と同じく、胃酸で分解されないよう特殊コーティングしたカプセルに入れてあるのですが、胃酸に触れて低分子化すると皮膚炎の原因になるため、善玉菌とは違いカプセルを開けてお摂り頂くわけにいかないこと、高価な割に働く範囲が狭くお徳感に欠けること、EPAの大量摂取がある程度ヒアルロン酸不足をカバーできることなどから、ヒアルロン酸は割愛させて頂いた、という感じです。
腰痛と肩こりの原因が頚椎の作りに因るものとしますと、栄養補給では対応が難しいかもしれませんが、EPADHAオメガ3)で血流が改善されることでうっ血が減り、症状が軽減される可能性は充分ありますし、血流が改善されれば冷え性の改善にもつながりますし、ビオチンビタミンH)で太くなった皮下組織の毛細血管に血液がたくさん届けば、お肌の新陳代謝が高まりますし、EPAが角質層にたくさん届くようになってうるおいが増えます。ホルモンバランスを整えるのにもEPAは有効ですし、DHA認知症の治療薬としての医薬品もあります。アメリカでは、認知症の予防策としてDHAとビタミンB群を組み合わせる方法に人気があり、記憶力関連の複合サプリメントも、たいていこの2つは必ず配合されています。
現在お摂りのマルチビタミンベータカロチンビタミンA)がどの程度配合されているかわかりませんが、ベータカロチン単体のサプリメントは、マルチビタミンマルチミネラルの摂取を前提に設計されていますので、過剰症の心配はまず無いと思います。
現在弊社では5種類のビオチンビタミンHサプリメントを取り扱っており、用途にあわせてお選びいただいています。先回ご紹介したビオチンは、最もスタンダードな60カプセル入りの商品で、頻繁にバーゲンに出るため人気があります。アレルギー体質改善の半量程度、と申しましたのは、スキンケア目的ならアレルギーの症状改善ほどたくさん摂る必要がないという意味です。
ただ、あまりお肌の状態が良くないところからスタートするのに、通常のスキンケア量では足りないため、通常のスキンケアよりは多目に摂ることをおすすめしたかったのです。60錠入りビオチンなら1日2カプセルを、出来ればカプセルを開けて中の粉を3〜4回(毎食後と就寝前)に分けて、冷たい飲み物に混ぜたり直接舐めて摂っていただくと良いと思います。(アレルギー改善では体内濃度を保つことが重視されますが、スキンケアなら朝・晩1カプセルずつでもいいかもしれません。)
まだ二十代後半とお若いので、先回は割愛しましたが、お肌のハリがなくなってきたり、むくみやすくなったというお話から、MSMはプラスして頂いたほうがいいかな?と思いました。大粒で飲みづらいタブレットですが、砕いて粉にして頂いても問題のないサプリメントです。コエンザイムQ10CoQ10)は美肌や活性酸素対策に有効ですが、まだ年齢的に必要ないと思います。それよりも、ベータカロチンビタミンA)やビタミンCビタミンEなどの基礎ビタミンをきちんと摂って対応したほうが良いでしょう。