象皮状のアトピー性皮膚炎を改善したい

象の皮みたいなアトピー性皮膚炎の症状によいサプリメントにかんして

初めまして、先日そちらで何種類かアトピー性皮膚炎に良いサプリメントを初めて 購入し、現在も飲んでいる状況です。もう無くなってしまったり、もうすぐ無くなりそうなサプリメントがあるので買い足しをしたいのですが、いま1度教えてください。何だか種類が豊富で初めての時は選びきれなかったのですが、現在はMSMサプリメントヒアルロン酸、ケルセチン、EPAとDHA(オメガ3)、パントテン酸、ビオチン(ビタミンH)の6種類を買って飲んでいます。そこで質問なのですが、1.この6種類の他にアトピー性皮膚炎の改善に絶対的に必要なサプリメントを教 えてください。2.アトピー性皮膚炎による全身の色素沈着が酷いので、それを改善するサプリメントを教えてください。3.アトピー性皮膚炎のため皮膚がゴワゴワして固く、まるで象の皮膚のような感じになっていて、皮膚を触ると魚のウロコのような感じでザラザラして います。そのような症状を改善するサプリメントがあれば教えてください。4.現在、上記の6つの他に薬局等で簡単に手に入る市販の「マルチビタミン」と「マルチミネラル」と「ブルーベリーエキス の錠剤」を飲んでいますが、アトピー性皮膚炎の改善を第一にしてサプリメントを飲みたいので、もし、過剰摂取などで控えた方が良いものがあれば教えてください。以上4点の質問ですが、宜しくお願い致します。同じような質問がHPにあったらすみません。


象の皮みたいなアトピー性皮膚炎の症状によいサプリメントにかんしての回答です

アトピー性皮膚炎の改善とサプリメントに関するご質問ですね。
1)現在お選び頂いているサプリメントは、アレルギー体質改善において摂取が推奨されている、とても良い組合せだと思います。ただ、腸内環境が整ってグロブリンの分泌量が減らないと、肥満細胞が常に強い刺激を受け続けてしまうため、ケルセチンによる改善はなかなか思うように進みません。デトックス(解毒)や腸内の善玉菌の増殖を助けるなどの効果はありますが、ケルセチンはいったん後回しにしてしまいましょう。また、ヒアルロン酸は高価な割に他に持っている機能が少なく、しかも全身で取り合うため、なかなか皮膚に充分な量が回らないこと、EPAの大量摂取が大幅にヒアルロン酸不足をカバーしてくれることから、ヒアルロン酸も外して頂くか、もしくは摂取量を2〜3日に1粒に減らして下さい。その代わり、その分のご予算で、ぜひとも善玉菌サプリメントをプラスして下さい。先述の通り、腸内環境を善玉菌優勢の良い状態に改善していかないと、ヒスタミンが過剰に分泌されてしまう原因となるグロブリンを減らせないためです。善玉菌を摂ることによって、すぐに炎症の沈静化や皮膚の状態が上向くなど、体感的な効果が殆ど無いのが難点ですが、腸内環境の改善には2〜3年のお時間がかかりますので、早い段階で始めておいたほうが良いと思います。基本はビオチンビタミンH)・善玉菌・EPAの組み合わせで、後はご予算に応じてMSMサプリメントパントテン酸ヒアルロン酸を残すかどうかお決め下さい。善玉菌とEPAは、摂取量と改善速度がある程度比例しますので、たとえばヒアルロン酸の代わりに同じ値段のEPAをもう一本足して、摂る量を増やす方法などおすすめです。
2)色素沈着の改善でよく使われるものは、システインEPAです。システインは、出来てしまった黒色メラニンを白色メラニンに変えて、透けても目立たないようにするものです。EPAは角質層に厚みを持たせ、表皮のメラニンを透けにくくしてくれます。
3)皮膚が乾燥して角質層が癒着し、ガサガサの象皮状になってしまうのは、角質層の油分と水分が極端に少ない、すなわちEPAヒアルロン酸の分泌量が少ない状態です。正常な角質層の形成には、皮膚のターンオーバーを20回近く繰り返す必要があるため、年単位の時間はかかってしまいますが、EPAの大量摂取が有効です。通常の健康維持目的なら摂取目安は1日2粒程度ですが、角質層の改善を目的とする場合、1日4〜8粒の継続摂取が推奨されています。
4)現在お摂りのサプリメントは、アレルギー改善用のサプリメントと併用しても、過剰摂取や吸収阻害などを起こすものではありません。特にマルチビタミンマルチミネラルは全ての基礎となりますので、そのままお続け下さい。