ビオチンは肌荒れにもアトピーにも

肌荒れスキンケアとアトピーによいビオチンにかんして

はじめまして。知人からこのサイトの事を聞き、メールしました。生理前の肌荒れ、吹き出物などに悩んでいて、「ビオチンがいいよ」と言われました。また、子供がアトピー性皮膚炎で、丹羽療法をしているのですが、軟膏をやめると悪化することを話したら、ビオチンはアトピーにも良いと聞きました。サイトをみて、なるほど・・・と思いました。飲んでみようと思いますが、子供は大人量でいいのでしょうか？１２歳で体重が３８キロです。肌の状態は、軟膏を塗らないと、目の周りや関節部位などが乾燥し、発赤、かゆみ、酷くなるとただれてきます。今は、丹羽療法の中でも、一番弱い軟膏で、症状は抑えられています。私の症状にもビオチンは効きますか？飲む量は一日どれほどでしょうか？

肌荒れスキンケアとアトピーによいビオチンにかんしての回答です

ご本人様の肌荒れスキンケアと、お子様のアトピー性皮膚炎の改善に関するご質問ですね。ビオチン（ビタミンＨ）は、炎症を抑えるホルモンの生成を促進する他、皮下組織の毛細血管を太くして血流を高め、皮膚の再生に必要な栄養素を届けやすくしたり、新陳代謝で発生した老廃物を流し去りやすくする働きがあるため、肌トラブルには必ずと言って良いほど使われています。
ご本人様は、月経周期に伴う肌荒れ以外、特にアレルギー症状や乾燥肌、敏感肌等のお悩みがなければ、まずはビオチンだけでお試しになってみて下さい。単純なスキンケア目的であれば、５ｍｇ入りタイプを朝・夕食後の１日２回、もしくは１回半カプセルを毎食後と就寝前の１日４回お摂り下さい。乾燥肌や敏感肌がおありでしたら、ＥＰＡをプラスされると良いと思います。
お子様は、確実にアトピー性皮膚炎の診断がおありのご様子ですので、炎症抑制と皮膚の再生という意味でビオチンに、薄く乾燥しやすい角質層を正常化するＥＰＡと、アレルギー体質の根源である腸内環境を正常化する善玉菌サプリメントを組合せ、体質改善を行なっていかれることをおすすめします。体重が３８ｋｇということで、基準体重の下限４５ｋｇより若干軽いのですが、今回おすすめしたサプリメントにはいずれも過剰症はありませんし、ビオチン以外は摂取量と改善速度がある程度比例することから、全てサイト上でおすすめしている量をお摂り頂いて良いと思います。これらのサプリメントは、アメリカのアレルギー内科医が、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン剤、ステロイド剤などの医薬品を処方し、対症療法的に症状を抑えながら、体質改善のために摂取を指導するものです。他の医薬品や現在行なわれている療法とも、安全に併用して頂けます。

肌荒れスキンケアとアトピーによいビオチンにかんして　２

こんにちは。以前、教えて戴いた通り、子供はビオチン（ビタミンＨ）と、オメガ３と、オーガニックアルファルファと、善玉菌サプリメントを服用しています。今回の質問は、以上のサプリメントで、アレルギー性の結膜炎にも効果があるか？ということです。よろしくお願いいたします。

肌荒れスキンケアとアトピーによいビオチンにかんしての回答です　２

現れている症状がどの形であれ、アレルギーの体質改善に使用するサプリメントは、基本的に全て同じです。善玉菌サプリメント・ビオチン・オメガ３の３つを軸に、例えば鼻炎ならケルセチンやブロメラインを足すといった感じです。結膜炎の炎症抑制には、アレルギーの有無に関わらず、ブロメラインが効くケースが多く見受けられます。
ブロメラインは対症療法系のサプリメントで比較的即効性があり、２、３ヶ月もすれば合う合わないがハッキリわかりますので、お試しになってみてはいかがでしょうか。合う・合わないの判断を早めに行うためには、最初は多めに摂ったほうが良いので、 まず最初に１粒摂ってお腹が痛くならなければ、後は朝晩１粒ずつに増やしてご様子を見てください。ブロメラインはたんぱく質消化酵素の一種で、消化に使われず余った分が血流に乗って運ばれ、炎症部分の毛細血管に詰まった糸状タンパク（フィブリン）を溶かして流し去る形で消炎に働きます。赤ニキビの炎症抑制などにもよく使われています。