アスリートのダイエット

アスリートのストレス太りによいダイエットサプリメントにかんして

子供があるスポーツの全国レベルの高校にスカウトされ、寮生活を送っています。そこでは食事制限等、かなり厳しく身体管理をされているのですが、ストレスなどで却って太ってしまいました。どうしても痩せなくて困っており、有酸素運動が多いことからピルビン酸を買って飲ませましたが効果はみられず、また本人が「カプセルが大きくて飲めない」と言っていました。こういったアスリートにはどんなサプリメントが効果あるのか教えていただけますか?

アスリートのストレス太りによいダイエットサプリメントにかんしての回答です

毎日ハードなトレーニングを行ない、摂取カロリー制限もしているにも関わらず、太ってしまって痩せないということは、カルニチンの分泌不足体質が疑われます。カルニチンは脂肪やブドウ糖ミトコンドリアに取り込む時に不可欠な成分で、加齢と共に内分泌量が減り、それが中年太りの原因となることが多いのですが、若年層にも分泌量が少ない体質の方が少なからずいらっしゃいます。食事中のカロリーを運動エネルギーに変換させやすくすることで、持久力アップやダイエット、筋肉量の増強などが期待出来ます。
痩せたいということと、アスリートとしての能力を高める副次的な効果も期待して摂るサプリメントとしては、ピルビン酸オクタコサノールオルニチンが挙げられます。オクタコサノールはハードなトレーニングや記録を求められるストレスを軽減し、気持ちを前向きにしてくれる他、運動時の酸素消費量を高め、スタミナをアップさせます。アメリカでは、ピルビン酸と共にプロのアスリートたちに愛用されています。オルニチンは食事からあまりまとまった量が摂れない遊離アミノ酸で、不足するとミトコンドリアでのATPの生産量が落ちます。特にハードな運動を行なう方は不足しやすい栄養素です。オルニチンを摂るとブドウ糖と脂肪からATPを生産しやすくなります。それぞれ働き方は違いますが、最終的に運動エネルギーであるATPの生産に繋がります。運動時のスタミナがある人は、ATPをたくさん作れる人ということなので、記録を目指すアスリートには重要なポイントとなることでしょう。ブドウ糖と脂肪をATPに変換するということは、すなわちカロリー消費なので、ダイエットにも繋がります。
高校生ということですと、もう巨人症の心配はしなくて良いので、アミノ酸ダイエットを摂って脂肪燃焼で重要な働きを担う成長ホルモンの分泌を促しつつ、オルニチンを補給しても良いですし、もうすぐオルニチン単体の取り扱いを始める(※現在ご提供中です)ので、そちらをお試し頂いても良いと思います。これらのサプリメントには即効性は無く、体質に合うか合わないかは、充分な量を3ヶ月〜半年程度継続摂取し、変化の有無をみて判断します。
アメリカのサプリメントが大粒なのは、効果を得るのに必要な量を配合しているためです。慣れないうちは大変だと思いますが、慣れればまとめて何粒も飲めるようになりますので、ちょっと頑張って頂きたいと思います。喉に引っ掛かりにくい摂り方として、タブレットを縦長方向に舌の上に載せ、お水をお口に含んだら天井を向いて、お口から喉・食道が一直線になるようにして、舌で送り込みながら一気に飲み下すという方法をおすすめしています。また、カプセルの多くは水に浮く性質があるため、カプセルとお水を口に含んだら、上記の方法とは逆に下を向いて、喉の方にカプセルを浮かせてから飲み込む方法もあります。いずれもFDA(米国食品医薬品局)がアメリカ国民に推奨している摂取法ですので、宜しければお試しになってみて下さい。