アレルギー症状

限られた予算でアレルギーを治したい


50代の女性です。
生まれつきのアレルギー体質です。原因は、母親が妊娠中の過度の偏食と聞いています。


さて、私は、生まれた直後から全身の皮膚がカサカサ・ボロボロでかゆみがひどく、小さい頃の写真を見ると、全身に油の薬を塗り、包帯を巻いていたようでした。
自分の記憶の中では、小学生までは、とにかく全身がかゆくて、血が出るほどかきむしっていました。
中学生から高校生にかけては、かゆみはほとんどなくなりましたが、全身が粉をふいたようにガサガサでした。
ちょうど思春期でしたので、ただはずかしいばかりの日々でした。
このころから、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の症状も出るようになりました。


20歳のころ、良い皮膚科にめぐり合い、血管注射(薬品名不明)をしばらくの間続けて、ガサガサの度合いもずいぶんとよくなりました。
以後30年以上、皮膚科・耳鼻科・眼科に通い続け、ひたすら、ステロイド剤により症状を抑えてきました。
その間、様々な漢方薬も試しましたが、どれも効き目があったとは思えません。


その後、時代も変わり、スキンケア商品も肌にやさしいものがどんどん出てきて、かなり症状は改善されたものと思えるのですが、半年ほど前、人生で初めてアレルギー検査を受けました。
結果、ダントツでネコアレルギー、イヌ・ダニ・ほこりが少々でした。花粉は一切なしでした。


今現在、目のかゆみはほとんどなし。くしゃみ・鼻水は一時ほどひどくはないが、そこそこ症状はでます。
なにより、ヒドイのはやはりアトピー性皮膚炎の症状です。
乾燥肌です。毎日入浴して、全身にクリームをぬっているので一見肌はキレイですが(かゆみはほとんどありません)、2年前に足の骨折で3カ月ほど入院したときに、毎日の入浴が途絶え、5日目くらいから、その症状が現れました。
全身の皮膚がぽろぽろ抜け落ちはじめ、うろこ状にめくれていました。
言葉では言い表せないほど気持ち悪いものでした。毎日入浴できるようになると、元にもどったのですが、それは抑えているだけで、根本的な解決にはなっていません。


そして今、両手の指先ががさがさ・じゅくじゅく、そしてひびわれで苦しんでいます。
猫を2匹飼っているので、ネコアレルギーの症状と思われます。


長くなりましたが、貴社のHPをじっくり、何度も何度も読ませていただき、「やっと最後の砦に出会った!」と、確信しました。
今までに、どれほどのサプリメント漢方薬に手を出しては失敗して・・を繰り返してきたことか・・。


自分なりに、判断してみたところ、ビオチンケルセチンEPAとDHA(オメガ3)腸まで届く善玉菌12MSMサプリメントなどが良いというのはわかるのですが、予算もあり、すべてを飲むのは不可能です。
最低限、どれから始めればよいのか、アドバイスをお願いします。

限られた予算でアレルギーを治したいの回答です


アメリカでは、アレルギー性疾患は皮膚炎や鼻炎など現れる症状が異なっても、発症してしまう原因(体質)は同じとして、アレルギー内科医たちは、症状を抑える部分はその症状に合った医薬品を処方し、体質改善については殆ど全て同じサプリメントで対応しています。


まず、最重要課題である腸内環境の改善用に善玉菌乳酸菌などの腸内細菌サプリメントと、薄い角質層を正常化し、皮膚バリアを正常に機能させるためのEPA、炎症抑制ホルモンの生成を促すほか、皮下組織の毛細血管を太くして血流を高め、皮膚に必要な栄養素を届けやすくしたり、新陳代謝で出た老廃物を流し去りやすくするビオチンビタミンH)、この3つのサプリメントが基本となります。


その中でも、特に善玉菌による腸内環境の改善は、最も重要なポイントです。

腸内でビオチンを充分に生成出来るようにすることで、同時に消炎系ホルモンも充分合成できるようになりますし、腸内の免疫機構の働きが穏やかになれば、本来無害なはずのアレルゲンへの過剰反応を起こさなくなり、それによってグロブリンの大量分泌も起こらなくなりますし、ひいてはウソの痒みや炎症を起こさせるヒスタミンの生成量も減ってきます。


これから1年弱かけて穴や隙間のない正常な厚みの角質層を7層〜8層くらい作れば、乾燥肌も少しは落ち着いて、身体的にかなりラクに感じられるようになっていきますので、皮膚の再生中は出来るだけ新たな炎症を起こさない・穴を開けないことを最重要課題として、ステロイド剤や抗ヒスタミン薬などの処方を受けながら、改善を進めて行って下さい。

当ショップにもネコアレルギーで猫を飼っているスタッフが居り、善玉菌サプリメントパントテン酸などのサプリメントで体質改善を行いつつ、ロイコトリエン拮抗薬の服用で喘息や鼻炎などの症状が出ないようにしているそうです。

腸まで届く善玉菌12(1日1〜4粒、1日1回 いつでも)
アトピー性皮膚炎用ビオチン(ビタミンH)(1日4粒 1日4回 毎食後と就寝前)
EPAとDHA(オメガ3)(1日4〜8粒 1日1〜2回 食後)


アレルギー性鼻炎の症状抑制には、ケルセチンブロメラインがよく使われます。

医薬品ほどの強力な即効性と抑制作用は望めませんが、体質に合致すると驚くほど具合が良いようですので、お試し頂いても良いと思います。