関節痛と乾燥肌

関節痛と乾燥肌の改善について

こちらで約3年前よりサプリメントを購入して継続して飲んでおります。

飲み始めたきっかけは、久しぶりにハイキングで長距離を歩いた時、帰りに足が痛くなり、特に膝の少し上辺りが痛くて、このままだと年齢と共に膝や足が悪くなってしまったら大変だと思い、サプリメント生活に入りました。

今現在、50代前半です。予防のつもりで、グルコサミンとコンドロイチンMSMサプリメントを摂り始め、1年後にEPAとDHA(オメガ3)を取るようにしましたので、3種類を膝のためと美容にも良いという事で摂取しております。
一日量は、コンドロイチン&グルコサミンを2粒、MSMサプリメントを4粒、EPAとDHA(オメガ3)を3粒、それぞれ朝食後に摂取しています。

店長さんに質問が2点あります。

【1】ハイキングなど外歩きが趣味のためか? 2年前くらいから顔に薄いシミが出来、定着してきました。
 若い頃から肌だけは自慢できるくらい綺麗だったのですが、年齢の影響もあるのでしょうが、シミは取れると聞いたのでクリニックに行ってみたところ、トランサミンビタミンCビタミンEを暫く飲んで見る事になりました。もちろん、塗り薬と併用ですが。
そこで、質問なのですが、シミの薬を飲んでいる間、サプリメントの量を減らしたいと思います。(薬やサプリメントなど、沢山飲むのが嫌なので、)
膝は今の所痛みなどは無く、普通にハイキングにも行ってますが飲んでいるサプリのどれかを暫くカットするか?全体的に量を減らすか?考えています。

是非ご意見をお聞かせ下さい。

【2】20代半ばの子供が、季節の変わり目とか、はっきりと時期は分かりませんが体中粉が吹いたような状態(乾燥状態)になります。
まるで脱皮しているかのような状態です。
この症状は体だけですが、顔もどちらかと言えば、乾燥肌です。
乾燥肌対策にMSMサプリメントEPAとDHA(オメガ3)の組み合わせがよく効くようなので飲ませてみようと思うのですが、いかがなものでしょう?
もし飲ませるとしたら、量はどの位が適量でしょうか?
飲み方と量を教えて下さい。
若い子にはサプリメントは必要ないかとも思うのですが?

以上、よろしくお願い致します。

関節痛と乾燥肌の改善についての回答です

【1】かなり長期間にわたって充分な量をお摂りでいらっしゃいますので、今現在、普通にハイキングにお出かけになっても膝の痛みなどが無いようでしたら、いったんグルコサミンとコンドロイチンはストップしてしまっても良いと思います。
MSMサプリメントも、現在4粒のところを2、3粒にしても良いでしょう。
EPAとDHA(オメガ3)は、関節だけでなくお肌のことがありますので、出来れば3粒ペースを維持して頂きたいと思います。
そして、減らしたいというご希望に対して申し上げにくいのですが、可能であれば少しでも多くお肌にEPAを回すために、皮下組織の血流を高めたいので、お肌の基底部の毛細血管を太くする、ビオチン(ビタミンH)をプラスすることをおすすめします。
アレルギーの炎症抑制ほどの量は必要ありませんので、5mg入りのものを朝・夕食後に1粒ずつ(1本1ヶ月)お摂り下さい。
EPAを充分に含んだ角質層が何層も形成されると、真皮の黒色メラニンが透けにくくなり、小さなシミなどは殆ど目立たなくなります。
ただし、一層出来るのに28日かかり、角質層はだいたい20層ありますので、お時間はかかります。

【2】お子様の乾燥肌の改善には、EPAとDHA(オメガ3)はまず必須として、MSMサプリメントより断然ビオチン(ビタミンH)をおすすめします。

乾燥肌の改善では、EPAは1日4粒、ビオチンは1日3粒くらいが目安になります。
先述のように角質層の形成にはお時間がかかりますため、最初は出来るだけ多めに摂って、少しでも早くラクに感じられるようにすることが重要視されています。
EPAを充分含んだ角質層が最下層から7、8層ほど形成されてくると、油分がもっと表層に近い部分まで染み出してくるため、乾燥で引きつるような感じが和らいできたり、シャワーのお湯がお肌の表面で弾かれるようになってきます。
アトピー性皮膚炎などでもそうなのですが、体質的に食事中の脂肪酸をEPAに変換する部分が弱く生成量が少ない方や、腸内環境が悪玉菌優勢などでビオチンの生成量が少ないと、強い乾燥肌になりやすいので、この組み合わせは年齢層を問わず使われています。