アトピー性皮膚炎とコリン性蕁麻疹の改善

アトピー性皮膚炎とコリン性蕁麻疹の改善について

突然の質問失礼致します。
当方アトピー性皮膚炎が現在あるのですが、それと関係があるのかは不明なのですが、精神的ストレス・運動・発汗などが原因で発症する(入浴した後や運動、体が熱くなってる時に決まった箇所に出る)蕁麻疹で「コリン性蕁麻疹(じんましん)」というのがあるようなんですが、このコリン性蕁麻疹についてアメリカではどのような対処・治療がなされているかなど、何か知識をお持ちではないでしょうか?
また、この症状に効くサプリメントやアドバイス等ありましたら教えていただきたいと思い質問させていただきました。
ネットで探したところ下記のような説明がなされていました。

『「コリン性蕁麻疹(じんましん)」
大きさは1〜2mmと小さいのが普通です。
かゆみ、あるいはピリピリとした痛みを訴えることもあります。

場合によっては、腹痛、下痢、低血圧なども伴います。
全身に発症し、中でも腕に現れやすいのですが、手には出ないのも特徴です。
発症期間は数分〜30分以内、長くても数時間で消えます。
10〜30代の青年期に多く見られます。
皮膚にある交感神経の末端で、アセチルコリンという物質が原因と考えられてます。』

突然ではありますが宜しくお願い致します。

アトピー性皮膚炎とコリン性蕁麻疹の改善についての回答です

アメリカでは、アレルギー性疾患は皮膚炎や鼻炎など現れる症状が異なっても、発症してしまう原因(体質)は同じとして、症状を抑える部分はその症状に合った医薬品を処方し、体質改善については全て同じサプリメントで対応しています。

まず、最重要課題である腸内環境の改善用に善玉菌サプリメントと、薄い角質層を正常化し、皮膚バリアを正常に機能させるためのEPA、炎症抑制ホルモンの生成を促すほか、皮下組織の毛細血管を太くして血流を高め、皮膚に必要な栄養素を届けやすくしたり、新陳代謝で出た老廃物を流し去りやすくするビオチン(ビタミンH)、この3つのサプリメントが基本となります。

その中でも、特に善玉菌による腸内環境の改善は、最も重要なポイントです。

腸内でビオチン(ビタミンH)を充分に生成出来るようにすることで、同時に消炎系ホルモンも充分合成できるようになりますし、腸内の免疫機構の働きが穏やかになれば、本来無害なはずのアレルゲンへの過剰反応を起こさなくなり、それによってグロブリンの大量分泌も起こらなくなりますし、ひいてはウソの痒みや炎症を起こさせるヒスタミンの生成量も減ってきます。

蕁麻疹は、炎症の発症プロセスの最初の反応が非常に急激で、一気に大量に生成される免疫抗体を抑制するのが難しいものです。
この急激な反応は、現在では主に腸内細菌が悪玉菌優勢で、Th1細胞とTh2細胞のバランスがTh2細胞過多になっていると起こりやすいことが解っています。
腸内が善玉菌優勢の良い状態になりますと、Th1細胞とTh2細胞のバランスもTh1細胞寄りに安定し、蕁麻疹の初期衝動を起こしづらい体質に変わっていきますし、全身の免疫機構の働きが緩やかになり、暴走が起きにくくなりますので、蕁麻疹の発生頻度が減ったり、症状の軽減が期待出来ます。

これらのサプリメントは、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬、ステロイド剤などアレルギー治療薬に限らず、殆ど全ての医薬品とも安全に併用して頂けます。どうぞご安心下さい。

サプリメントの摂り方について

前回はわかりやすく説明をして頂きましてありがとうございました。

アメリカン ビタミンショップ様の解説を色々読ませて頂きとても参考になります。
今回サプリメントを摂るにあたりわからない事が数点あり、ご回答よろしくお願い致します。

【1】サプリメント自体はぬるま湯(ほぼ水)で飲むのですが、その直前又は直後にお茶(麦茶、緑茶)や熱い飲み物を飲むことは効果などを考えて控えたほうが良いのでしょうか?

【2】EPAを摂る場合に食物繊維サプリメントとは摂らないほうが良いというのを見たのですが本当でしょうか?またその場合は食物繊維の食べ物でも影響があるのでしょうか?

【3】ソラレーの腸まで届く善玉菌12は冷蔵保存ですが、飲む都度(4〜6錠)常温に戻す必要はありますか?またフラクオリゴ糖は有効でしょうか?

【4】当方1日2食の日が多く(午前11時と夕食が午後7時頃の2回)ビオチン(ビタミンH)マルチビタミンなど1日4回摂るサプリメントの場合に1回摂り損ねる感じになってしまうんですが、何か良い方法はありますでしょうか?

【5】当方ビタミンC(1錠1000mg)を一日に2000mg〜3000mg摂る事を考えているのですが、同時にエスターCのサプリメント(1錠500mg)も併用して取り入れる場合に、例えば朝食後にエスターCを1錠摂り、夕食後にビタミンCサプリメントを1錠という摂取方法は適切でしょうか?それともエスターCの1錠だけで十分なのでしょうか。

以上、よろしくお願い致します。

サプリメントの摂り方についての回答です

こちらこそ、ご丁寧なお言葉を賜り、誠に有難うございます。

【1】サプリメントはあくまで食品ですので、あまり細かいことを気にする必要はありませんが、強いて申し上げるなら、腸まで届く善玉菌12を摂った直後は、熱々のコーヒーやお茶は避けて頂いた方が無難です。

【2】大量の食物繊維は油脂分や脂溶性成分、ミネラル類を吸着し、排泄させる作用がありますので、無駄を省く意味で同時摂取を避けるようおすすめしています。
廃棄率としてはせいぜい20%程度ですので、これもあまり気にする必要は無いとも言えます。
目安としては3時間程度空けて摂れば良いとされています。
食物繊維サプリメントは他のサプリメントと違って摂取タイミングに縛りが無く、一日分を一度に摂っても良いため、弊社内では15時〜16時頃、いわゆるオヤツの時間に一日分をまとめて摂る習慣があります。
お腹の中で膨れた食物繊維は間食したい気持ちを逸らせ、夕食の食べ過ぎも防いでくれますので、ダイエット目的でも重宝しています。
食事で摂る食物繊維はサプリメントのような完全な食物繊維の塊ではありませんので、これはもう無視してしまって構いません。

【3】腸まで届く善玉菌12は、減耗(菌が死んで減っていく)速度を遅らせるという意味で、開栓後は念のため冷蔵庫への保管をおすすめしていますが、直射日光が当たる場所に長時間放置しなければ、劣化や死滅の心配は殆どありません。
アメリカで一般的にサプリメントとして流通する善玉菌は、菌の性能ももちろん重要視されていますが、輸送や店頭陳列の利便性から、特に熱に強い菌種が選ばれています。
冷蔵庫保管して頂いても、摂取前に常温に戻す等の前処理は必要ありません。

【4】ビオチン(ビタミンH)はあまり細かい事を気にせず、1日4粒(20mg)という量を満たすために、適宜時間を空けてお摂り頂いて構いません。
厳密に言えばビオチンをタイムリリース用にして頂いて、お食後に2粒ずつお摂り頂くと、体内濃度を一定に保つという意味では、最も効率的で手間もかかりません。
また、11時のお食後だけタイムリリース品を2錠、19時のお食後と就寝前に通常のビオチンを1錠ずつという摂り方でも良いでしょう。
これに関してはお好きな方法をお選び下さい。

【5】朝食後にエスターCを1粒、夕食後に通常のビタミンC1,000mgを1粒ですと、ビタミンCの摂取量としては合計1,500mgですが、エスターC500mgは通常のビタミンCの500mg分の3倍以上の働きをしますので、仰るような摂り方で充分です。