カサカサ肌はビオチンで炎症を抑えて

アトピー性皮膚炎

肌がカサカサで粉だらけに

僕の症状は、今は、とにかく肌がカサカサで床は掃除をしても常に粉だらけでお風呂に入ると、その粉はいっぱい湯船に浮くという始末です。だからといって、体を洗うとどんなに優しく洗っても、お風呂から出ると、瞬時に粉だらけになります。そして、体を掻きすぎたせいか爪が伸びるのではなくてどんどん短くなっていきます。たまに、指の先端が、皮が薄くなっているのか、血が出てきたりもして押さえると痛いです。右手は少し腱鞘炎もあるので、湿布を貼ろうか、塗り薬を塗ろうか迷うといった感じです。
ホームページを先日もう少し熟読していたら、我慢できなくなってベータカロチン（ビタミンＡ）も注文してしまいました。
ちなみに、ビオチン（ビタミンＨ）はまだ届いていません。

ビオチンで炎症を抑えることから

皮膚は本来、何重にも重なった角質層がアレルゲンや化学物質の侵入を防いでいますが、アトピー性皮膚炎の方の角質層は、ターンオーバーが短かすぎるために、剥がれやすくなってしまっています。ちょうどこういった事が重なって起こっているのだと思います。
このような皮膚の症状を抑えるための3つの研究がアメリカでは進められています。
炎症を抑える。
アレルゲンが入らないようにする。
入ってきたアレルゲンに反応しないようにする。
この3つの研究です。
すでにご購入いただきましたビオチン（ビタミンＨ）はこの炎症を抑えるというところで働いてくれます。ガンマリノレン酸（ＧＬＡ）＋ボラージオイル（旧名・月見草オイル）もこの炎症を抑えるところで働くものですので、まず、ビオチンだけでお試し頂いて、ビオチンの効果を確かめてからの方がいいと思います。
次に、アレルゲンが入らないようにするためには、皮膚の角質層間の保湿力や粘着力を高めて剥がれにくい角質層をつくる必要があります。
そのためには、ヒアルロン酸がいいと思います。角質層は、一般の人でも乾燥しきって粉になって落ちています。ただ、この場合一つ一つの細胞にわかれて粉のようになるので、ほとんど見えずに脱落していきます。それが早い段階で、未乾燥で角質同士がくっ付いた状態で、脱落してしまうために、アトピー性皮膚炎の方ですと、粉となって見えてきます。これは、皮膚でのヒアルロン酸の分泌が少ないために、起こることが知られています。また、このように早い段階で角質層が脱落していってしまいますと、角質層がきちんと作られないために、アレルゲンが入りやすくなり、そのために免疫機構が暴走しやすいというふうにもなっていってしまいます。
ヒアルロン酸や、ベータカロチン（ビタミンＡ）、ＭＳＭサプリメントなどでターンオーバーを正常化していくことも良いと思います。
アレルゲンに反応しないようにするには、ケルセチンが良いと思います。ケルセチンはヨーロッパでは、アレルギーに対する反応をゆるやかにしてくれるハーブとして、医薬品指定されている大変人気のサプリメントです。
炎症はまずはビオチンをお試しいただきたいと思います。それ以外として、本来体内のステロイドホルモンが炎症を抑えてくれます。その分泌が悪いと炎症が起こってしまいますので、それをふせぐために、パントテン酸で副腎皮質(ステロイドホルモンを分泌する器官です)を強化するのもいいと思います。
アトピーが酷くなってしまっていると痒みも出て、かなりの不快感をともなうと思います。まず、原因をはっきりさせるということですと、単品でお試し頂くほうがいいのですが、皮膚の状態があまりよくないということでしたら、ビオチンと同じところで働くガンマリノレン酸（ＧＬＡ）＋ボラージオイル（旧名・月見草オイル）等はお勧めしませんが、それ以外の皮膚やアレルゲンへのアプローチとしてのヒアルロン酸や、ケルセチン、パントテン酸などは、お摂り頂いていった方がより早い改善が見込めるかも知れません。
ただ、どのサプリメントもきちんと摂取目安(目安の中の範囲であれば、多めの方が良いかも知れません)をお守りいただき、十分な量を最低でも3ヶ月、皮膚などはターンオーバーの関係もありますので、できれば6ヶ月ほどお試しいただければと思います。
最後になってしまいましたが、サプリを摂るということは、ご自分の体質に合ったサプリを探すということと同じだと思って下さい。よく広告などで「このサプリさえ飲めば・・・」とか「サプリを飲んでビックリ・・・」とかいうものをみかけますが、その広告に乗せられて、高いお金を出して購入し、効果が上がらなくてサプリから遠ざかってしまう方も多くいらっしゃいます。
アメリカでは1億2000万人(人口の50％)が何らかのサプリを摂っています。それくらいに自分に合ったサプリというのは効果を発揮します。
日本では、サプリがまだ受け入れられていません。サプリというのは薬と同じであると思われている方が多いと思いますが、そうではありません。あくまでも自分の体に足りないものを摂取して、自分の力でキレイになり、健康になるためのものです。漢方薬も同じような考え方ですね。
つまり、自分に足りないものを摂取して健康になるのがサプリ摂取です。
サプリや健康・美容などで、ご不明な点などございましたら、遠慮なくご連絡下さい。今後とも宜しくお願いいたします。