胃腸の粘膜が薄い体質、ビオチンとEPAで治る

善玉菌摂取後排便があると水下痢に


先日こちらのサイトより、サプリメントを購入しました。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と診断された為です。痒みと皮膚の掻き毟りでボロボロでした。皮膚科でステロイド治療をしていました。薬を飲んでいる間は痒みが引いてましたが薬が切れるとすぐに痒みが復活し絶望していたのですが、運よく本サイトとめぐり合うことができ胸をなでおろしていました。ありがとうございます。
購入したサプリは以下です。
ビオチン(ビタミンH)腸まで届く善玉菌12ケルセチンアスタキサンチン、他にアマニ油とハイチオールCを摂取しています。
飲み始めて一ヶ月が経とうとしています。ぶつぶつができても勝手に小さく消滅してきています。不思議です。痒みも引いてきています。痒みはまた出てくるとは思いますが、これからも続けようと思っております。
一つ相談なのですが、善玉菌(コッカス腸内細菌乳酸菌)について質問があります。
若い頃から過敏性大腸症候群なのですが、下痢と便秘、ガスに悩まされていました。年を経るごとに便秘とガスに偏ってきていて、便秘のあとは下痢になっています。
善玉菌をとることによって便も形があり、ストレスなく、排便できる劇的な変化に驚いていたのですが、一度排便があると、そのあと必ず残便として水下痢になります。その水下痢が通勤時だったりするので、過敏性…の私にとってはそれが非常に恐怖なのです。
ガス腹も解消され毎日排便があるのはうれしいのですが…、私には強過ぎるのでしょうか?飲み始めた時は毎食摂取していましたが、今は怖いので週末に一日一粒飲むようにしています。平日はそれまで飲んでいたミヤリサンを摂取しています。
でもこれですと善玉菌支配にはならないような気がして、どうしたらよいものか悩んでいます。

リーキーガット症候群?ビオチンとEPAで治る

メールを読ませていただいて、リーキーガットである可能性が十分にあると思いました。日本では症状を診て過敏性大腸炎と言っていますが、アメリカでは原因を診てリーキーガット症候群という体質であると判断します。
しかし、リーキーガット症候群は別に病気ではありませんのでご安心ください。簡単に言えば、胃腸の粘膜が非常に薄い体質を指します。詳しくは、http://www.vitamin-shopper.com/p/mailmagazine/hv017401.aspx
を読んでみてください。4回に分けて解説しています。
乾燥肌であるとか、色白であるとか、そうした体質の一つですので、そこから大きな病気につながるなどの危険性は特にありません。治そうとすれば、ビオチンとEPAhttp://www.vitamin-shopper.com/item/10506/goods.html
の摂取で治る体質ですし、治せば乾燥肌なども無くなり、お肌の老化や美容にも良い影響が出ると思います。
上記のサプリメントの摂取量は、1日に4錠ずつという感じでしょうか。ただ、リーキーガット症候群の体質が治るのに2年くらいはかかりますので、その間は下痢の問題に悩まされるでしょう。難しい問題ですね。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)を体質から治そうとすれば、腸内環境を良くするしか方法はないのです。ミヤリサンのようなタイプは、胃酸で大部分が死んでしまうので、腸内環境を治す能力は期待できません。ミヤリサンと腸まで届く善玉菌12は、同じ善玉菌を補給するものですが、飲んだ効果に差があることで、この辺りはご理解いただけると思います。
基本的には、症状を軽減するだけのサプリメントと、体質を根本から治すサプリメントがあります。善玉菌は根本を治すサプリメントなので、できれば、1日2錠ほどは飲んでいただきたいのです。その摂取量で2年ほどで、腸内環境が好転します。ただ、下痢の問題がありますので、自分で摂取を調整するしか方法はありません。
腸内環境の問題とは別に、まずは、皮膚や粘膜が薄くて弱い体質を改善したいと思います。アレルゲンが外から侵入しない体質を作るのです。皮膚や粘膜に栄養素を運ぶ毛細血管を太くするために、
ビオチン(http://www.vitamin-shopper.com/item/10520/goods.html
を使います。ビオチンは炎症抑制のホルモンを作る働きもあります。ビオチンは朝昼晩の食後に1錠ほどお摂りください。
皮膚などが弱いのは、皮膚が薄いからなのですが、
EPA(http://www.vitamin-shopper.com/item/10506/goods.html
を摂取することで粘膜や皮膚が丈夫になります。
特に乾燥肌などがある場合は、EPAを摂取しないとなかなか効果が上がらない可能性があります。どの食事でもOKですが、EPAは食後に4錠です。
これらの体質改善にはいずれも2年ほどかかるのです。もともと掌蹠膿疱症などは、そういう病気があるのではなく、ひとりの中に粘膜が薄い体質や、アレルゲンに反応する白血球が多くいる体質や、炎症がひどくなる体質や、ヒスタミンが大量に作られる体質が重なっておこります。
またこれらの体質も何年も何10年もかけて作られてきているので、やはり改善にも時間がかかるのです。
しかし、アメリカのアレルギー内科では20年以上もの体質改善の実績を積んでおり、今では医師もはっきりと治すことができると患者に伝えています。2年ということで驚かれるかもしれませんが、これがアメリカの実情です。
お勧めするサプリメントはもともと体内で作っているものばかりで摂取過剰や副作用は起こりません。不足する量をサプリメントで補うということで体質を良くしていこうという考え方になります。
判らないことがございましたらご連絡ください。今後ともよろしくお願いいたします。
PS.体質改善の2年間で、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に根本的な改善に近づきます。これから、季節や体調により、症状が悪くなることもあると思いますが、多くの方が、そうやって治っていきます。悪くなっても、あまり気になさらないで、ストレスとならないように、ご注意ください。