妊娠中のサプリメント摂取について

妊娠中のアトピー性皮膚炎用サプリメントの摂取について

現在妊娠中ですが、以下のサプリメントを飲んでいます。

以上の3種類をそのまま飲み続けても大丈夫なのか、妊娠中の摂取は控えたほうがいいのか、教えていただけないでしょうか?

妊娠中のアトピー性皮膚炎用サプリメントの摂取についての回答です

弊社は「妊娠中授乳中の方には、原則サプリメントは勧めない」という、店長のポリシーの下営業致しておりますが、ビオチンビタミンH)やヒアルロン酸のように、元々体内で生成される成分で、授乳中の摂取の安全性がほぼ確立されているサプリメントは、アトピー性皮膚炎アレルギー症状などの炎症抑制をお考えの方には、積極的にお勧めするように致しております。
ビオチンビタミンH)は元々人間の腸内細菌が作り出す物質で、「体内にあって当たり前」のものです。妊娠中の方や、小さなお子様でも安全にお摂り頂けます。最近の研究では、お母様が慢性的なビオチン不足だと、臍帯血や母乳を通じて赤ちゃんに渡るビオチンの量が足りなくなり、赤ちゃんが炎症体質になりやすいということが解明されております。それ位、安全且つ大切な物質ですので、どうぞ安心してお摂り下さい。
尚、マイナス要素ではありませんが、お母様がビオチンビタミンH)を摂っていると、稀に赤ちゃんの成育が促進されるという報告が出ています(若干、成長が良くなるという程度だそうです)。
アシドフィルス菌などの善玉菌乳酸菌腸内細菌)は、妊娠初期に初めて摂り始めると、下痢による流・早産を誘発する可能性が、ゼロとはいえませんのでお勧めしていないのですが、妊娠前から安定してお摂りになっている方は、その心配が少ないので、腸内環境が悪化しやすい時期でもありますし、そのまま継続してお摂りになったほうが良いかと思います。
アスタキサンチンのような、ビタミンAベータカロチンリコピンルテインアスタキサンチンなどの総称)は脂溶性ビタミンのため、摂取量によっては過剰症がありますので、弊社店長の考えとしては、断乳までお休みして頂きたいとの事です。
もし、かゆみの抑制に効果を発揮しているようでしたら、1日の摂取量をお勧めしている量の半分くらいに減らして頂いたり、1日おきの摂取にすることでほぼ過剰症は防げますので、このような形でお続けになると良いでしょう。
また、ビタミンA群は少量ずつ色々な種類を組み合わせることで、相乗効果を生むことが解明されていますので、アスタキサンチンの摂取量および日数を減らす分、アスタキサンチンを休む日に、食品由来の天然ベータカロチン(ビタミンA)を摂取目安量の半量摂るなどで、摂取量を減らした分ある程度カバーする方法もありますので、ご検討いただければと思います。