アレルギー性鼻炎改善サプリメントの摂取について

子供のアレルギー性鼻炎改善サプリメントのケルセチン、ビオチンの摂取について

はじめまして、何度かこちらでビオチンを購入しております。
9歳になる子供が秋口になるとアレルギー性鼻炎がひどく、体質を改善できないものかと悩んでおります。アレルギー性鼻炎の場合ケルセチンやビオチンが効くのでしょうか?また子供の場合はどれくらいの量を摂取すればよいのでしょうか?

子供のアレルギー性鼻炎改善サプリメントのケルセチン、ビオチンの摂取についての回答です

まず、アレルギー性鼻炎に効果のあるビオチンビタミンH)もケルセチンも、幼児期からの使用実績が長く、安全にお摂り頂けますので、ご安心頂ければと思います。
サプリメントの摂取量は、年齢ではなく体重で加減します。HP上でご案内している摂取目安は、体重60kgを基準として、45〜75kgの方を対象としていますので、例えばお子様の体重が30kgでしたら、目安の半分程度(ビオチンビタミンH)なら1回1/2カプセルを1日4回(毎食後と就寝前)ケルセチンは多目が良いので1回2カプセルを1日3回(毎食後))といった感じになります。
ビオチンは、花粉症等のアレルギー性鼻炎の炎症抑制にも確かによく使われていますが、アレルギー性鼻炎対策の主力サプリメントは、ブロメラインたんぱく質消化酵素)とケルセチンです。その中でも、恐らく最も一番効果が高いのは、実はブロメラインだと思います。
ただ、高濃度のたんぱく質消化酵素は、摂取量の調整が難しく、アメリカでもお子様にも使う医師と、お子様には使わない医師がいます。あまり小さいお子様の場合、お勧めできませんが、ある程度体重がおありで、もしお試しになるのでしたら、タブレットを1/3〜1/2くらいに割って、毎食後に摂るようにしてみて下さい。最初は少な目の量から始めて、お腹や胃が痛くならないかどうか、ご確認頂くと良いと思います。
ブロメラインは消化酵素であり、抗アレルギー薬などの消炎剤ではありませんので、必ず何かを食べた後(直後)に摂るようにし、空腹時の摂取はお避け下さい。
アレルギーの症状が鼻炎として出ている方は、これらのサプリメントの摂取は、シーズンの一月前〜シーズン終了までで良く、通年摂取の必要はありません。
ただ、アレルギー性鼻炎などでアレルギー症状が出る方の場合、粘膜が弱い可能性がございます。粘膜を守ベータカロチンビタミンAベータカロチンリコピンルテインアスタキサンチンなどの総称)やMSMサプリメントEPADHAオメガ3)や亜麻仁油フラックスシードオイル)などをお摂りいただき、粘膜を強化するのもいいかと思います。
亜麻仁油フラックスシードオイル)は炎症系のプロスタグランジンの原料になるアラキドン酸の産生を抑制する効果から、アレルギーの炎症抑制やEPADHAオメガ3)と協働してより高い効果を発揮してくれます。(亜麻仁油必須脂肪酸の一種です。)
お子様の場合は、大量の大型サプリメントの摂取は、苦痛になると思いますので、まずは、小型のソフトジェルカプセルのベータカロチンをお試しいただくといいのではないかと思います。