アトピー性皮膚炎の改善にお勧めのサプリメント

アトピー性皮膚炎の改善にサプリメントで効果がでていないことにかんして

2回ほど、そちらでサプリメントを購入しましたが、正直全く効果が感じられませんでした。3ヶ月は続けてみて、効果がないようなら、やめようかと考えています。

アトピー性皮膚炎の改善にサプリメントで効果がでていないことにかんしての回答です

アトピー性皮膚炎の炎症抑制効果が、現時点では見られないということですね。そうですね、通常、サプリメントの効果の実験は3ヶ月〜6ヶ月行われますので、最低でも3ヶ月お試しいただいてから、変更を考えていただければと思います。
アトピー性皮膚炎などのアレルギービオチンビタミンH)が効果がある場合は、腸内で悪玉菌に食べてしまわれるビオチンの量よりも、サプリメントとして多く摂ってはじめて効果がでるので、ビオチンの摂取量は腸内環境に左右されます。腸内環境の状況によってはビオチンが十分な量摂られていないという可能性もあるのです。十分な摂取量をお取りいただいており、3ヶ月経っても効果が全く見られないという場合は、原因がほかにあることも考えられるかと思います。一応、以下にアレルギーにおけるサプリメントの試す順番というものを簡単に書かせていただきますね。参考にしていただければと思います。
アメリカの病院で行われているアトピー性皮膚炎栄養学としての改善方法はまず、ビオチンビタミンH)を試すことが多いようです。ビオチン不足でアトピー性皮膚炎になっている可能性が全体の40%ほどあるための処置です。
ビオチンビタミンH)を3〜6ヶ月試してから効果がある場合は、ビオチンを摂取しつつアシドフィルス菌腸まで届く善玉菌12りんごペクチンなどによる腸内環境の改善を行い、自分の腸内でビオチンが作られる環境を整備します。最終的には腸内環境の監視だけでビオチンを摂らなくて良い体質になることを目的として行います、そのためには善玉菌乳酸菌腸内細菌)を多めに摂る事が良いようです。ビオチンの摂取量に関しては、1回1錠を1日2〜3回食後に摂取することが多いようです。
次にビオチンビタミンH)が効果が無かった場合、ビオチンの不足が原因でアトピー性皮膚炎になっているのではないということで、次に試すのがガンマリノレン酸(GLA)(月見草オイルです、EPADHAオメガ3)と併用することが多いようです)です。ガンマリノレン酸は消炎系のプロスタグランジンの原料になりますので、それを直接補給することで消炎系プロスタグランジンを作って症状の改善を待ちます。
この場合、ビオチンビタミンH)を使っての必須脂肪酸の変換ができないということになり、ガンマリノレン酸(GLA)の常用が必要になります。
また、亜麻仁油フラックスシードオイル)もおすすめです。亜麻仁油は炎症系のプロスタグランジンの原料になるアラキドン酸の産生を抑制する効果から、アレルギーの炎症抑制に働きます。EPADHAオメガ3)と協働してより高い効果を発揮してくれますので、両方お摂りいただくのもいいかと思います。(亜麻仁油必須脂肪酸の一種です。)
とりあえず、サプリメントを試す順番は、この順番が正しいと思います。
亜鉛不足などでも症状が悪化しますのでアトピー性皮膚炎お勧め亜鉛5・割引セットの併用が症状改善に必要になるかもしれませんね。(マルチビタミンで栄養補給もいいですよ)
正しい順番でサプリメントを使用することで自分のアトピー性皮膚炎の原因が発見できると思います。ただ、多くの方がいろいろな原因が重複しているようですので、サプリメントの併用ということも視野にいれて気長な気持ちで頑張ってみてください。