掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善にお勧めのサプリメント

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善にお勧めのサプリメントにかんして

私は掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)で現在アシドフィルス菌を飲んでいます。6ヶ月前から飲み続けている事になりますが、効いているのか分かりません。
私は、魚、獣肉、など食べると24時間後に必ず手の平に膿庖ができ、かゆみが出ると共に、爪、口の歯で噛み破かないと、かゆみを抑えることが出来ません。血と膿を流せばある程度かゆみが収まります。その1日後、ひびになり治っていくのですがのう胞はいつも変わらず掌に出来てます。それで、貴社のアシドフィルス菌を飲んでいます。食間の空腹のとき、水で2カプセル飲んでいます。このまま、この飲み方で続けていってもよろしいのでしょうか?時々、ビオチンもあわせて飲んでます。このまま飲み続けて、何か副作用などありませんか?どうぞ、よろしくお教えください。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善にお勧めのサプリメントにかんしての回答です

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)かゆみがひどいということですよね。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善において、アシドフィルス菌を摂って、腸内に定着させてから、充分量のビオチンビタミンH)を生成してもらうには、かなりの時間がかかります。また、ビオチン不足で発症しているかどうかを見極める為には、摂ったり摂らなかったりではなく、一定量以上のビオチンを、最低3ヶ月以上継続して摂らないと、結果が出づらい事が解明されていますので、ビオチンをお試しになるのでしたら、善玉菌の補給とは別に、1回1錠を、1日4回(朝・昼・夕食後と就寝前)、3〜6ヶ月程お続け頂き、その効果をご判断いただきたいと思います。
腸内で充分ビオチンビタミンH)が生成されている方の場合、1日にだいたい20mg〜80mg程度は生成されていますので、アシドフィルス菌が生成する量と併せても、この範囲に収まりますし、水溶性ですぐに尿として体外に排出されてしまう性質もありますので、過剰症などの心配は一切ございません。むしろ、足りないよりは多めにお摂り頂いた方が、特にビオチン不足が原因の場合、炎症抑制効果が早く得られると思います。
アシドフィルス菌腸まで届く善玉菌12のような善玉菌乳酸菌腸内細菌サプリメントは、悪玉菌が多い方の場合、お腹が緩くなる場合がありますが、そのような時は、1日摂取をお休みしてお腹が落ち着いてから、摂取量を減らして再開してみて下さい。善玉菌の補給量と、腸内環境の改善スピードは、ある程度比例することが解明されていますので、お腹が緩くならない範囲で、摂取量を増やして頂いても構いません。
お肉類を召し上がると、すぐに掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の症状が出てしまうというお話ですが、肉や魚には、アラキドン酸という炎症系プロスタグランジンの原料が大量に含まれていますので、まずひとつは、これが影響している事が考えられますが、このアラキドン酸は、人間も動物ですから、身体の組織に大量に含まれていますので、食事からの摂取量には左右されない、とする栄養学者さんも大勢いらっしゃいますので、判断がつきかねるところですね。アラキドン酸が悪さをしていると仮定しますと、ステロイドと同じ部分で、炎症抑制に働く、ホワイトウィロー(西洋シロヤナギ)・旧名白柳の皮パントテン酸か、アラキドン酸から炎症系プロスタグランジンへの変換を阻害する、EPADHAオメガ3)などを、ビオチン(ビタミンH)と一緒にお試し頂くと良いと思います。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、アトピー性皮膚炎と双子と呼ばれる、アレルギーの一種ですので、炎症改善を進めると同時に、根本的なアレルギー体質改善も、お考え頂きたいと思います。根本的なアレルギー体質の改善には、ケルセチンがお勧めですが、これは腸内環境の改善等が終わってからでも結構です。一度にたくさんのサプリメントをとると嫌になってしまったり、金銭的な問題も出てくるかと思いますので、まずはビオチンビタミンH)をお試しいただき、効果があるようでしたら善玉菌乳酸菌腸内細菌)のサプリメントを併せて摂るという風に進めていかれるといいと思います。サプリメンとでの改善には医薬品と違い、どうしてもお時間がかかってしまいます。焦らずに取り組んでいただければと思います。