日光皮膚炎(日光湿疹)

日光皮膚炎(日光湿疹)の改善にかんして

主人が、日光皮膚炎(日光湿疹)で夏も長袖を着なくてはならない状態です。若い頃は症状は無かったのですが、ここ10年ほど前からひどくなってきました。主人の兄弟も同じような症状です。春先から夏の日差しに当たると、幸いにも顔は何とも無いのですが、首と腕に細かいプツプツが出来て、それがヨリとなって隆起してとても痒いようです。日光にさえ当たらなければ何ともありません。現在、EPADHAオメガ3)のサプリメントを飲んでいます。健康診断でコレステロール値と中性脂肪値が高いといわれ、ぺザテートSP錠200を処方されています。体質改善する必要がありますか?よいサプリメントがありましたら教えてください。

日光皮膚炎(日光湿疹)の改善にかんしての回答です

日光皮膚炎(日光湿疹)は、半年から1年ほどお時間はかかりますが、アトピー性皮膚炎などアレルギー体質由来の皮膚炎に比べると、比較的改善がしやすい症状といわれています。
日光皮膚炎(日光湿疹)は、主にコルチゾールステロイドホルモン)の分泌がうまく出来ない体質の方が、発症しやすい傾向があります。コルチゾールは、炎症を起こすホルモンの生成を抑えるほか、角質層のヒアルロン酸EPAを紫外線の刺激から守る働きを持っています。そのコルチゾールが充分に分泌されていないと、炎症を起こしやすくなったり、角質層のヒアルロン酸やEPAが速いスピードで壊され、角質細胞をうまく繋ぎとめられなくなり、皮膚が薄くなって刺激に弱くなったり、皮膚の水分や油分を保てずに乾燥肌になったり、低分子化したヒアルロン酸による吹き出物状の湿疹も出来やすくなります。日本では低分子ヒアルロン酸が良いと言われますが、低分子過ぎると炎症を起こしやすくなってしまうので、胃酸などで分解されないタイプのヒアルロン酸を摂る必要があるかと思います。
まず、パントテン酸PABA(飲むUVカットとしてもおすすめです)の組み合わせで、副腎皮質を強化し、コルチゾールの分泌を正常化します。パントテン酸の働きを強力に助けるPABAは、角質層に分泌され、紫外線から真皮を守る働きも持っています。
同時に、足りなくなっているEPAヒアルロン酸を補って、角質層を正常に形成させ、薄く乾燥した肌を丈夫にしてあげます。通常、角質層は二十層くらい重なっているため、この一層一層の間にヒアルロン酸・EPA・PABA(飲むUVカットとしてもおすすめです)が分泌され、正しい厚みの肌が出来るまで、ターンオーバーが繰り返される必要があります。ちなみにEPAとヒアルロン酸は、摂取量と改善速度がある程度比例する事が解っています。ただ、自分で油分などを分泌するまでには時間がかかります、その間はスクワランオイルを塗って、外から油分を補ってあげてください。スクワランオイルはもともと皮膚で分泌されている成分のため、安全性にも優れていますし、角質層への浸透もいいため、即効性があります。また皮膚の深くまで浸透してくれるので、頻繁に塗る必要が無いため、皮膚のケアも楽になると思います。ただ、体内から改善するには時間がかかります、その間はスクワランオイルを塗って、外からも油分を補ってあげてください。スクワランオイルはもともと皮膚で分泌されている成分のため、安全性にも優れていますし、角質層への浸透もいいため、即効性があります。また皮膚の深くまで浸透してくれるので、頻繁に塗る必要が無いため、皮膚のケアも楽になると思います。
尚、これらのサプリメントは、他のサプリメントや医薬品とも安全に併用出来ますので、ご安心下さい。