コレステロール値と尿酸値を下げるサプリメント

コレステロール値と尿酸値の改善にかんして

悪玉コレステロールを減少させるため、ＥＰＡとＤＨＡ（オメガ３）と ググル（中性脂肪コレステロール抑制ハーブ）を注文しました。この二つのサプリメントは、併用して食後に飲んでもいいでしょうか。その他に、コレステロールを減らすのに良い方法はありますか。また、尿酸値を減らすサプリメントはありますか。現在、毎朝、コエンザイムＱ１０（ＣｏＱ１０）、アルファリボ酸（αリポ酸）、マルチビタミン、ビタミンＣ、ルテインを飲んでいます。

コレステロール値と尿酸値の改善にかんしての回答です

まず、現在お摂りになっているサプリメントは、血中コレステロール値の改善において、高い結果を出している組合せですので、お続け頂くとよいと思います。中性脂肪が多い方は、えてして善玉コレステロールが少ないようです。善玉コレステロールを増やすためには、中性脂肪を減らすしかないので、ダイエットの必要性をお感じでしたら、今お摂りになっている代謝促進系サプリメントと共に、継続的な運動を日々の生活に取り入れることをおすすめします。コレステロール値の改善プロセスとしては、先に中性脂肪値が下がり、その後で悪玉コレステロールが減り始めるというように、若干のタイムラグがあります。既にお摂りになっている代謝促進サプリメントや必須脂肪酸を摂るだけでなく、きちんと運動をしないと、この効果は極めて得られにくくなります。胆汁酸の原料は血中コレステロールなので、タウリンやウコン（クルクミン）を摂って、胆汁酸の分泌を促進する方法もありますが、胆汁酸は余ると腸から吸収され、血中コレステロールに戻ってしまいます。この余剰胆汁酸をきっちり吸着し、便として排出させるには、キトサンやオオバコなどの食物繊維との組合せが必要となります。
尿酸は大体２９℃で結晶化します。人間の身体で体温が低い部分（主に足指関節）で結晶化が起こり、周辺組織に刺さって神経を刺激し、痛みを生みだします。これが通風の痛みの正体です。尿酸値が高い方でも、体温が高い方は発症しなかったり、体温が低い方は、そこまで高くない尿酸値でも発症してしまったりと、非常に微妙な温度差で、発症率が変わってしまいます。アメリカではよく、尿酸が結晶化するのを防ぐ目的で、全身の血流を良くし、それにより体温を上げるという対処法が行われています。代表的なサプリメントは、血液をサラサラにして血流を上げるＥＰＡとＤＨＡ（オメガ３）と、毛細血管に働きかけ、全身の血流を上げるイチョウ葉エキスです。既に結晶が出来てしまい、足に痛みがある（通風を発症している）場合は、下半身の血流を上げる効果が高いコエンザイムＱ１０（ＣｏＱ１０）や、元々体温が低目の方が基礎体温を上げるなら、エネルギー代謝を高めるカルニチン、心臓が一回の鼓動で送り出す血液量を増やすタウリンが、よく使われています。