アレルギー用サプリメントの摂取目安

アレルギーのサプリメントにかんして

ビオチンビタミンH)と善玉菌乳酸菌腸内細菌)とアルファルファ食物繊維)を購入しました。ケースに書いてある1日の摂取量と、サイトに書いてある1日の摂取量が違いますが、サイトの量で飲みすぎになったりはしませんか?あと、腸まで届く善玉菌は1回で3〜4錠を飲んでしまっても大丈夫ですか?それとも分けて飲んだ方がいいですか?

アレルギーのサプリメントにかんしての回答です

弊社HPにてご案内している摂取目安は、メーカーが商品に表記している摂取目安が根拠に乏しく、しかも薬理的効果を期待する場合、足りない事が多い為、多くのアメリカの栄養学者達が示す理想摂取量を元にしています。この理想摂取量は、長年の栄養学実験や研究から得られた、何かしらの効果(薬理学的効果)を期待できる量です。
まずビオチンビタミンH)についてですが、ビオチン(ビタミンH)はアレルギー体質改善に特化されたものではありません。皮下組織の毛細血管を太くし、血流を良くすることで、目の下のクマを解消したり、血色を良く見せてくれたり、お肌の新陳代謝を高めてツヤを増してくれるということで、通常のスキンケア基礎化粧)として、絶大な人気を誇っています。そのような用途で摂る場合は、メーカーがボトルに記載している1日1錠で充分となります。しかし、アレルギーの炎症改善を目的として摂る場合、1日1回1錠では充分な効果を得られない可能性が高くなります。アレルギー改善を目的にビオチン(ビタミンH)を摂る場合は、アメリカでの多くのアレルギー改善の実験・研究報告から、1日20mg以上の摂取が望ましいとされています。体内でビオチン(ビタミンH)を充分に生成出来ている方の場合、1日に20〜80mgくらいの量が作られてることが解明されているため、生成されるべき最低量を補給するというわけです。ただ、ビオチン(ビタミンH)は水溶性で尿として体外に排出されやすいため、1粒5mg(5000mcg)入りのビオチン(ビタミンH)であれば、1回1粒を朝・昼・夕食後と就寝前の1日4回摂取します。
アルファルファのような食物繊維善玉菌乳酸菌腸内細菌)は、基本的に1日の摂取量に縛りはありません。腸内環境の改善においては、善玉菌と食物繊維の摂取量と改善速度が、ある程度比例することが解明されていますので、便通に支障をきたさない程度に、そこそこの量をお摂り頂いて、腸内環境の改善を効率よく進めて頂きたいと考え、多目の量をおすすめしています。腸内環境の改善には、1〜2年程度のお時間がかかりますので、一定期間の大量摂取で改善速度を早めるか、月々のご予算をある程度抑え目にして長くお続けになるかは、お客様のご判断にお任せしています。
EPAの摂取量は、通常の健康管理ですと1日2粒となっていますが、角質層の厚みの改善や炎症抑制を考えますと、通常の2〜4倍の摂取量が望ましいとされています。特に角質層の改善においては、摂取量と改善速度がある程度比例しますので、多目にお摂りになった方が、結果が早く得られやすい傾向があります。
善玉菌乳酸菌腸内細菌)は複数回に分けるよりも、一度に大量の菌が入ってくる方が効率が良いので、一日分をまとめてお摂り下さい。