アトピー性皮膚炎とサプリメント

小さな子供のアトピー性皮膚炎におすすめのサプリメントにかんして

9歳と3歳の子供が生まれたときからアレルギー体質でアトピー性皮膚炎があります。現在皮膚科に通院しています。飲み薬でセルテクトドライシロップを朝夕飲んでおります。症状は、顔がアトピー特有の赤ら顔で関節の裏や皮膚と皮膚が密着する部分はどうしてもただれてきます。今回、『ビオチン(ビタミンH)』と『EPAとDHA(オメガ3)』を子供たち用に購入しようと思いますが、医者からの飲み薬と併用できるのでしょうか?

小さな子供のアトピー性皮膚炎におすすめのサプリメントにかんしての回答です

お子様のアトピー性皮膚炎の改善に関するご質問ですね。現在弊社でご紹介している全てのアレルギー改善用のサプリメントは、処方薬や市販薬、他のサプリメントとも安全に併用して頂けます。どうぞご安心下さい。
アメリカでは、医療現場に栄養学がガッチリ組み込まれていますので、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン剤ステロイド剤などを処方しながら、治療と同時に必要となる体質改善の説明をきちんと行ない、アレルギー体質改善で摂るべきサプリメントの指導もしています。その中でも、特に腸内環境の改善は、最も重要なポイントです。腸内でビオチンビタミンH)を充分に生成出来るようにすることで、同時に消炎系ホルモンも充分合成できるようになりますし、腸内の免疫機構の働きが穏やかになれば、本来無害なはずのアレルゲンへの過剰反応を起こさなくなり、それによってグロブリンの大量分泌も起こらなくなりますし、ひいてはウソの痒みや炎症を起こさせるヒスタミンの生成量も減ってきます。最も重要課題である腸内環境の改善には、善玉菌サプリメントサプリメントを使います。即効性の高い処方薬で症状を緩和させながら、2〜3年の時間をかけてこの3本柱の体質改善を行なうことで、 見た目には殆ど完治したかと思えるくらいのところまでいけるはずです。ただ、まだまだお身体の小さいお子様方が摂るには、カプセルが大きすぎるので、お腹が空いている時間帯に、カプセルを開けて中の粉末を多目のお水と共に飲ませてあげて下さい。
下のお子様はまだ3歳ということで、EPADHAオメガ3)などの大粒のサプリメントを飲むのは、恐らくとても難しいことだと思います。このことを子だくさんの弊社店長に相談致しましたところ、彼には皮膚の弱い子供が二人いて、1歳半位から耳の付け根や裏側の皮膚が痒くなり、すぐに切れて血がでるなどの症状が出たため、2歳を過ぎた頃からEPAを摂らせ、3、4歳までに改善したという例を提示されました。彼は大人が摂るのと同じサプリメントを甘いゼリーなどに埋め込んで、(プリンやゼリーなら、カレースプーン一杯くらいの大きな塊でも、ツルンと喉を通りますよね)ゼリーごと嚥下させるという方法で、小さな子供たちにサプリメントを摂らせているのですが、EPAを摂らせた時は、子供たちが自らジェルカプセルを噛んで、中の油を飲んでいたそうです。かなり魚臭いマズイ油なのですが、摂らせる前に理論を説明したら、「自分に必要なもの」ときちんと認識して飲むようになったとのことです。お子様がマズい油でも納得して飲めそうでしたら、噛み破って飲むという方法をお試し頂くと良いと思います。
赤ちゃんはお母様の腸内細菌叢を受け継ぐ為、アレルギー体質の傾向は兄弟姉妹で共有しているケースが極めて多く見受けられます。また、体質改善は経年変化や改善範囲が狭ければ狭いほど早く進むため、恐らく下のお子様の方が早く結果が見られると思います。しばらくはビオチンビタミンH)とEPA善玉菌サプリメントでご様子を見て頂いて、変化の有無や沈静化・悪化などがありましたら、またお知らせ頂ければと思います。