授乳中でも安全に産後太りを解消したい

産後太りの解消におすすめのサプリメントにかんして

現在、コエンザイムQ10(CoQ10)、共役リノール酸(CLA)を使用しており、1日各1錠ずつ、朝食後家事を始める前に服用しています。残り少なくなってきましたので、追加購入を考えていますがご相談したくメールさせていただきました。現在この3種類を服用していますが、1度に3種類飲んでいるのですが、サプリメントによっては服用する時間帯でより効果的なものがあると耳にしました。(たとえば、運動前や就寝前など…)現在、服用しているサプリメントの中でその様なものがありますでしょうか?また、現在、産後太りを減量するにあたってサプリメントを服用していますが、上記3種類以外にお勧めなものがありましたら教えていただいきたく思います。お忙しい中、お手数をおかけいたしますが、ご返答いただけますと幸いです。

産後太りの解消におすすめのサプリメントにかんしての回答です

現在お摂りになっている、カルニチンコエンザイムQ10CoQ10)・共役リノール酸(CLA)は、いずれも朝食後の摂取がベストです。カルニチンと60mg入りコエンザイムQ10は1日1回1粒で結構ですが、共役リノール酸は1日1回2〜3粒を目安にお摂り下さい。
共役リノール酸は、脂肪燃焼のとっかかりである脂肪燃焼リパーゼを分泌させるために、褐色脂肪細胞を活性化する働きが期待されています。脂肪燃焼の上流を担当します。カルニチンコエンザイムQ10は、血中の遊離脂肪酸や食事で入ってくるカロリーを、筋肉の細胞に取り込んで運動エネルギーとして消費する部分で働く、脂肪燃焼の下流を担当します。脂肪燃焼の流れに問題が起きて、痩せにくい・太りやすいといった現象が起きるわけですが、流れのどの部分が滞っているのかは、外見からは解りませんので、こうして上流・下流の二本立てで対策を立てるのは、効率的で良い方法です。
現在の組み合わせはベストと思いますけれど、もしご予算に余裕がおありでしたら、脂肪燃焼に欠かせない成長ホルモンの分泌を促進するアミノ酸ダイエットアルギニン)や、定期的にジムやプールに通われるなど、有酸素運動をしっかりなさるようでしたら、有酸素運動時のエネルギー消費とスタミナを高めるピルビン酸などをトッピングして頂くと良いと思います。
女性は妊娠や出産、授乳を経ると、もともと量が少ない上につきづらい筋肉が、大量に失われることがわかっています。そして、筋肉を失うことから基礎代謝が落ち、脂肪燃焼もおきづらくなって、ダイエットリバウンドと同じ状態に陥りやすいのです。これからは、現在お摂りのダイエットサプリメントを摂りながら、簡単で良いので毎日の生活に無酸素運動有酸素運動を組み込み、時間をかけて筋肉を付け、痩せやすく太りにくい身体を作っていきましょう。無酸素運動は、腕立て伏せや腹筋、スクワットなどが簡単で良いでしょう。たくさんやる必要は無く、もし出来なくても「やろうとする」だけで大丈夫という、有難い方法です。
まず、朝起きた時と夜寝る前に、腹筋と腕立て伏せを数回。出来なければ腕立てや腹筋のポーズをして、身体を起こそうとするだけで良いですし、「もっと出来るわ」ということでしたら、限界回数の7割程度行なって下さい。それから、日中はお手洗いに立つタイミングくらいでスクワットを数回。10回もやって頂ければ充分ですし、たくさん出来るようなら、やはり限界の7割程度で止めて下さい。限界の7割で止めるのは、翌日以降に筋肉痛が残ったりすると、継続が難しくなるからです。これらの無酸素運動は、ウオーキングや水泳などの有酸素運動をする30分くらい前に行なっておくと、有酸素運動時の脂肪燃焼の開始が早まり、有酸素運動を効率よく脂肪燃焼に結び付けられます。

授乳中でも大丈夫ですか?

アドバイスいただきました内容さっそく頑張って行きたいと思います。オススメして頂きましたサプリメントですが、以前、摂取サプリメントの相談をさせて頂いた時にアミノ酸ダイエットは成長ホルモンに関するので、授乳中は取らないほうが良いとのお話だった気がするのですが…間違えていましたらスミマセン。今回は、今使用しています3種類を追加購入させていただきたいと思います。

一部の商品は断乳後にしてください

すみません、授乳中でいらっしゃることをすっかり失念しておりました。先回のメールを頂いたとき、同時に断乳後のダイエットに取り組まれる方のご相談を受けたため、混同してしまったようです。アミノ酸ダイエットは、断乳されるまでお止め頂いた方がいいです。本当に失礼致しました。
無酸素運動による成長ホルモンの分泌促進は、妊娠中は胎児が大きくなりすぎるとお産が重くなるため、避けるよう指導されていますが、出産後、授乳中は問題なく行なっていただけます。この運動法は、無理なく生活習慣に定着させるのが最も大切といわれています。気が乗らない日やどうしてもイヤな日は、お休みして頂いて構いませんし、休むことに罪悪感を感じる必要もありません。気負わず、気楽にちょこちょこっとずつ身体を動かす習慣を、徐々に身に付けていって下さい。