主婦湿疹と乾燥肌

主婦湿疹と乾燥肌におすすめのサプリメントにかんして

主婦湿疹と顔や頭皮などの乾燥肌で悩んでいます。前回注文したビオチン(ビタミンH)とヒアルロン酸で少し良くなった気はするのですが、まだ少し手のかゆみがあります。プラスすると良いサプリメントがありましたら教えて下さい。

主婦湿疹と乾燥肌におすすめのサプリメントにかんしての回答です

ビオチンビタミンH)とヒアルロン酸の摂取で、若干でも状態が好転したご様子ですね。これは恐らくビオチンによる消炎系ホルモンの生成促進と、皮下組織の血流アップの効果によるものと考えられます。ヒアルロン酸は角質層に分泌され、皮膚の水分を保つのですが、角質層を一層形成するのに28日はかかるため、実質的な変化が感じられるまで、早くても半年はかかるからです。
今回、ビオチンビタミンH)とアシドフィルス菌必須脂肪酸の割引セット(ガンマリノレン酸、EPA、パントテン酸のセット)をご注文下さいましたね。
炎症体質の原因がビオチン不足であることはほぼ確定していますので、このままビオチンはお続け下さい。
アシドフィルス菌はビオチン生成力に長けた優秀な善玉菌ですが、時間のかかる腸内環境の改善をこれだけで行なうのはかなり非効率的です。一本摂り終わりましたら、次回からは腸まで届く善玉菌12善玉菌サプリメント)にシフトして下さい。
ガンマリノレン酸(GLA)はビオチンより早く消炎に働きますし、ビオチン不足が原因で炎症を抑えられない方には必ず効果があるものなので、消炎の助けとしてお使い頂くと良いと思います。
EPAヒアルロン酸と共に角質層に分泌され、皮膚の油分となって乾燥を防ぎ、またヒアルロン酸と交じり合って乳液状の糊となって角質細胞を繋ぎとめ、丈夫なお肌を作るのに働きます。またEPAには炎症系ホルモンの生成過程を阻害する働きもあり、ビオチンと隣り合った部分で消炎にも働きます。EPAの大量摂取はヒアルロン酸不足を大幅にカバーしてくれるため、高価な割に持っている働きが少ないヒアルロン酸の摂取量は最低限に留め、その分EPAの摂取量を増やす方法に人気があります。ヒアルロン酸は1日おきに1粒程度にして、EPAの摂取量を1日4〜6粒に増やして、角質層改善を進めていかれると良いでしょう。
パントテン酸はセットとしてお続け頂いても良いですし、もしご予算のご都合などおありでしたら消炎と角質層改善を優先し、パントテン酸の部分は後回しにして頂いても結構です。
基本はビオチンビタミンH)・EPA・善玉菌の3つとなります。当分はこれに炎症抑制を強化してくれるものとして、ガンマリノレン酸(GLA)ブロメラインなどを足し、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン剤ステロイド剤などの医薬品で炎症を抑えつつ、アレルギー体質改善を進めて行って下さい。