高脂血症とサプリメント

肝機能や高脂血症改善のサプリメントと便秘の関連性にかんして

先日γGtp、Alpなどの検査数値が高く、また中性脂肪値も高めとの相談をさせていただきました者です。ご推薦にしたがって共役リノール酸(CLA)、秋ウコン(クルクミン)とアミノ酸ダイエット(アルギニン・オルニチン・リジン)の三点を購入し摂取しています。摂取のためかどうか分かりませんが、かなりいきまないと排便できません。二日ほど秋ウコンのみを摂るようにしましたら、宿便と思われるものも排出され通常の状態に戻りました。これらのサプリメントの原因なのか、摂取時の水分量、あるいは摂取のタイミングなのか分かりません。これらの問題について過去に同様の質問がありましたでしょうか、また最適な摂取方法などについて、お教え頂けましたら幸いです。
また新たな質問ですが、人間ドックのときに活性酸素とマクロファージが多いとの指摘も受けました。個人的な考えですが、そのためにLDLが血管壁に付いて、動脈硬化を起こしているのではないかと考えています。もしそうであるとすれば、活性酸素やマクロファージを減少させるような抗酸化サプリメントはありますでしょうか。勿論有酸素運動や食事にも気をつけているつもりですが、それだけでは十分ではないようです。良いお考えがありましたらご教示ください。以上宜しくお願いいたします。

肝機能や高脂血症改善のサプリメントと便秘の関連性にかんしての回答です

今回のような反応の報告は特にありませんが、サプリメントを摂って変化が出て、摂るのをやめたら収まったということは、やはり原因はそのサプリメントにあると考えられます。好転反応といって、お身体が慣れるまではそういう現象が起こりやすいのです。栄養学的・医学的には、良くも悪くも変化が出るのは良い兆候で、身体に合わないものは摂っても何の変化も起きないとされています。好転反応は長くても1ヶ月で収束しますので、あまりに酷いということでなければ、ちょっと我慢して乗り切って頂きたいと思います。
活性酸素値やマクロファージが多いのは、活性酸素を大量に出す白血球(好酸球)が多いことの現れと考えられます。そして、LDLが増える原因もそこにあるように思えます。腸内環境が悪玉菌優勢の方は、こういった体質になりやすいことがわかっています。
出来れば好酸球を減らし、出された活性酸素を中和したいところです。好酸球を減らすほうは医療の範疇ですが、活性酸素対策はビタミンAビタミンCビタミンEの組み合わせで行なえます。それぞれ10000IU・800IU・2000〜3000mgの組み合わせを、数ヶ月飲んでみて、活性酸素値を見てはいかがでしょうか。
現在の組合せを一年行なってLDL値や中性脂肪値に変化が見られなければ、それらをストップしてググル(中性脂肪コレステロール抑制ハーブ)に切り替え、また半年ほどご様子を見て下さい。数値に変化が見られたら、そこでカルニチンを足すと良いと思います。この辺はまた逐一ご相談下さい。