アトピーサプリメントの取捨選択

アトピーにおすすめのサプリメントの種類を減らすことにかんして

以前にアトピー性皮膚炎と痩せすぎで悩んでいる、、、と御相談したことのあるものですが、摂取しているサプリメントが、適当なのか不安で本日はメールしました。以前に相談したとき教えてくださった内容を参考に、ビオチン、MSMサプリメント、ケルセチン、パントテン酸、EPA、マルチビタミンベータカロチンを摂っています。これ以上飲む種類を増やすのは経済的に難しいのですが、上記の内容を見て飲み合わせが悪いものや、こうしたほうがいい、、、といったアドバイスがあれば教えてください。アトピー性皮膚炎は生まれつきで首と顔に出ていて、弱いステロイドを週に1〜2回程度塗れば、治まる程度です。(できれば、サプリメントで体質改善をして、早く脱ステロイドをしたいと思っています)他にもスギ花粉、猫、魚、ハウスダストなどのアレルギーも持っていますが、年々症状は治まってきている様子。痩せているのは生まれつきですが、年齢とともに痩せて行ってる様です。食べる量は普通の女性にしてはかなり多いほうです。アトピーも痩せすぎなのも、腸内環境に原因があると前から言われています。このような現状も含め、何かしらのアドバイスをいただければ幸いです。

アトピーにおすすめのサプリメントの種類を減らすことにかんしての回答です

アトピー性皮膚炎の改善とサプリメントに関するご質問ですね。
今起きている炎症を抑えるには、ステロイド剤が最も有効であり、恐れずに使って頂いた方が良いと思います。あくまで対症療法ですし、当然デメリットもありますが、そのデメリットをカバーしながら体質改善を行なうのが、サプリメントの仕事です。
これから2年ほどの時間をかけて、ビオチンビタミンH)とEPAで丈夫で正常な皮膚を作りながら、善玉菌腸内環境を整えることで、アレルゲンに反応してしまう体質と炎症体質、皮膚が薄く弱い体質はほぼ改善し、一見完治したかのようなところまでいけるはずです。そうなったらもうビオチンをわざわざ摂らなくても、腸内で充分作れるようになっていますし、善玉菌サプリメントも毎日毎日摂る必要はなくなりますし、EPAの摂取量も減らせます。それに、ある程度皮膚がきちんと出来てくると、ステロイド剤のデメリットは更に出にくくなり、また、ステロイド剤を使用しなくても炎症が起きにくくもなりますので、そこから本腰を入れて脱ステロイドに向かっても遅くはありません。数年先のお話ですが、そこまできたら、最後の仕上げにケルセチンヒスタミン過剰生成体質を改善し、パントテン酸で弱った副腎皮質を回復してあげれば良いのです。
せっかくお摂りになり始めたところですが、腸内環境が悪くグロブリンが大量に出ているうちは、ケルセチンによる肥満細胞の鈍化はうまく進みません。ご予算のご都合もおありとのことですので、パントテン酸とケルセチンの部分は一旦後回しにして頂いて、代わりに善玉菌サプリメントをプラスされることをおすすめします。腸内環境が善玉菌優勢の良い状態に改善されれば、ビオチンビタミンH)を摂らなくても良くなる以外に、消化吸収が正常化され、吸収不良による痩せすぎも徐々に解消されていくと考えられます。