アトピー性皮膚炎や冷え性と腸内環境

アトピー性皮膚炎と胃弱と冷え性によいサプリメントにかんして

はじめまして、30代後半の女性です。アトピー性皮膚炎を治したくてネットでいろいろ検索していたら運よく御社のサイトにたどりついて、アトピーやアレルギーの体質改善についていろいろ載っていたので何度も熟読させて頂きました。
私は子供の頃から肌が弱く中学から20代半ばまではにきびで悩まされ、30代以降はアトピー(殆ど顔のみ、皮膚が薄く常に炎症気味。膿んだり、ということはないので、アトピーのレベルは軽症かもしれません。夏は紫外線、冬は乾燥でも悪化。ダニ、ほこりアレルギーの数値はレベルマックス。花粉症もあり。)で悩み、現在に至っています。まずはサイトのアドバイスどおり、善玉菌サプリメントビオチンビタミンH)とEPAを購入し、飲み始めたところです。
で、ここでようやく質問です。(前置きが長くてすみません。)善玉菌サプリメントで下痢になるかも、とありますが、私は逆に少し便が出にくくなった気がします。もともと便秘ではないのでちょっと心配になったもので・・・
あと、私はとても胃が弱く、(漢方薬も5年ほど飲んでいます)吸収も悪いタイプなので、せっかくいろいろサプリメントを飲んでも吸収しにくいのではと思っています。他のサプリメントのサイトには「エンザイム」という消化酵素を紹介していますが、こちらには胃弱についてのコメントがないようなので、質問させていただきました。
最後に、私の3つ目の悩み、冷えについてでですが、貴社のサイトによると、冷えの種類によってカルニチンいちょう葉エキスなど、服用するものが違う、とのこと。私の場合は低体温で湯船の中が一番体調がいいのでイチョウ葉エキスが向いているタイプかなあなんて思っているのですが、どうなのでしょう。それともまずは胃腸をよくすることが先決でしょうか?
とっても長くなってしまい申し訳ありません。お忙しいところ恐縮ですが、お返事いただければ嬉しいです。よろしくおねがいします。
p.s 御社のアレルギーのページには本当に勇気づけられました。光が差した、という感じです。ありがとうございました。

アトピー性皮膚炎と胃弱と冷え性によいサプリメントにかんしての回答です

腸内環境が悪玉菌優勢のところに大量の善玉菌を補給すると、腸内でお互いがお互いを盛大に殺しあうため、菌の死骸も大量に出ます。すると、便の嵩が大きくなり、それを排泄するために相当強い腸の筋力が必要になります。女性は男性に比べて全体的に筋力が弱いため、筋力が足りずに便秘になってしまうことがよくあります。また、腸の筋肉を弛緩させる毒素を出すタイプの悪玉菌がたくさんいる状態でも、同様に便秘が起こります。便を軟らかくする手段として、1分半以内に400〜500mlの水分を補給行なう方法があります。ゴクゴク飲める飲み物であれば水である必要はありませんので、お試しになってみて下さい。腸内環境の改善過程では、こういった便秘や死骸を洗い流すための下痢など、便通に関する不調が必ず起こります。しばらくご不快な思いをされることも多いかもしれませんが、ちょっと頑張って乗り切って下さい。
腸内環境が善玉菌優勢の良い状態に改善されると、善玉菌による食物繊維や未消化食物の分解量が増え、いわゆる消化吸収力が上がるとされています。未消化の食べ物が大量に便として出る等の消化不良に対しては、総合消化酵素の処方を受けられることをおすすめします。(最も安上がりで簡単な方法です。)
アレルギー体質の方の冷え性は、腸内環境が関係していることが多く、腸内環境を整えていくことで、冷え性も改善されていくケースが非常に多く見られます。
低体温の対応としては、いちょう葉エキスで全身の血流を上げる方法と、カルニチンで体熱生産量を上げる方法があり、併用するケースもあります。日頃から血行が良くないとお感じでしたら先にイチョウ葉エキスを、疲れやすい・休んでもなかなか疲れが抜けないとお感じでしたらカルニチンを、それぞれ3ヶ月〜半年ほど摂りながらご様子を見て頂き、何の変化もみられなければ、またご相談頂ければと思います。