掌蹠膿疱症と漢方とビオチン

掌蹠膿疱症で漢方とビオチンの併用にかんして

7年程前から掌、指、指の間等に水疱が出来、いくつもの小さな水疱がやがて大きくなり、一つになり、破れて、汁が出て、乾燥して、皮膚が剥がれ落ちる状態で年々酷くなっています。
一年前の夏からは、足の踵のヘリや土踏まず、足の裏にも小さな水疱が出来はじめました。8月から、漢方の八仙丸を飲んでます。11月〜2月ぐらいまでは、足の水疱もなくなり、手も少しは落ち着いてましたが、3月に入り、又凄い状態になりました。手の平、指等水疱だらけで、本当汚いです(T_T)掻き毟って、身が出て切れて血が出て、乾燥して、皮膚がボロボロ剥がれ治り、又すぐ水疱が出来て…の繰り返しです。足も又3月から少しずつ足の裏に水疱が出てきました。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)?と思い調べてみたら、ビオチンがいいとネットでみつけました。ビオチンと八仙丸を一緒に服用しても大丈夫ですか?色々知って購入したいです。宜しくお願い致します。

掌蹠膿疱症で漢方とビオチンの併用にかんしての回答です

サプリメントによる掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の改善を初めてお試しになるという事でしたら、まずはビオチン、それとEPADHAオメガ3)の組み合わせから始めて頂くと良いと思います。今起きている炎症を抑えるには、ステロイド剤が最も有効であり、恐れずに使って頂いた方が良いと思います。あくまで対症療法ですし、当然デメリットもありますが、そのデメリットをカバーしながら体質改善を行なうのが、サプリメントの仕事です。
これから2、3年ほどの時間をかけて、ビオチンEPAで丈夫で正常な皮膚を作りながら、善玉菌サプリメント腸内環境を整えることで、アレルゲンに反応してしまう体質と炎症体質、皮膚が薄く弱い体質はほぼ改善し、一見完治したかのようなところまでいけるはずです。そうなったらもうビオチンをわざわざ摂らなくても、腸内で充分作れるようになっていますし、善玉菌も毎日毎日摂る必要はなくなりますし、EPAの摂取量も減らせます。それに、ある程度皮膚がきちんと出来てくると、ステロイド剤のデメリットは更に出にくくなり、また、ステロイド剤を使用しなくても炎症が起きにくくもなりますので、そこから本腰を入れて脱ステロイドに向かっても遅くはありません。
今回ご紹介した3つのサプリメントは、アメリカのアレルギー内科医がアレルギー性疾患の種類を問わず、ほぼ全員に摂取させる基本の組合せです。この3つに消炎を強化するものとしてガンマリノレン酸(GLA)ブロメラインなどをトッピングすることもよくあります。医薬品や漢方薬とも安全に併用して頂けます。
数年先のお話ですが、そこまできたら、最後の仕上げにケルセチンヒスタミン過剰生成体質を改善し、パントテン酸で弱った副腎皮質を回復してあげれば、アレルギー体質の改善は完了です。