脂漏性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎とサプリメント

家族のアレルギーの体質改善によいサプリメントにかんして

こんにちは。たまたまネットで調べていてこのサイトを偶然見つけました。内側からの体質改善を目的に調べていたところこのサイトは凄く私の考えと合っていました。購入も視野に入れながらもう少し調べたいとサイト内のQ&Aを拝見していましたが、段々わけがわからなくなりいてもたってもいられずご連絡いたしました。(すみません。ネット初心者なので、もし宜しければTOPページに子どもだけでもクリックしたら諸症状とおすすめのサプリメントの例をわかりやすくすぐ見れるようにしていただけないでしょうか?)さて、下記の3つの質問事項があります。
1)2歳5ヶ月の子供がおります。乳児期(多分3ヶ月くらいの時)に皮膚科で脂漏性皮膚炎と診断され、ワセリン・亜鉛化軟膏・キンダベート(酷い時デルモゾール)を処方されました。ステロイド剤を塗っては改善の手前でまた酷くなるの繰り返しでなかなか改善されず悩んでいました。1歳9ヶ月くらいの時アレルギークリニックに転院後、「デルモゾールは余り処方しないほうがいい無認可のステロイド。デルモベートならいいが」と教えられ、プロペト(昼間はヒルドイド軟膏)・キンダベート(酷い時はリンデロンV)を処方され改善されました。改善後もずっと続けてプロペトは塗ってました。今年の9〜10月になるとまた乾燥し始め、しかもまた塗りたがらなくなりなだめながら塗ってますが、寝ていても痒いらしく、腕や膝裏・背中などは皮膚を引っかき傷が赤く連なっている状態になったのでまたクリニックにお世話になることにしました。まだアトピー性皮膚炎とは診断されていませんがなる手前の感じです。出来ればなる前に治してあげたいと思っています。今年の7月、総合病院の血液検査でダニへの反応が最大値を示し、オノン・アレジオンドライシロップを服用していました(今はオノン・ケトテンドライシロップです)まずはこちらのサプリメントを試し併用して徐々にステロイド剤や処方薬の服用をやめていきたいと考えています。本日クリニックではプロペト(ヒルドイド)と「リンデロン」が処方されました(本当は蓄積毒のステロイド剤を使いたくありません)。※母親としては善玉菌サプリメント+ビオチンを3ヶ月〜6ヶ月ほどまずは摂取させ様子を看たく思っておりますが、その後はどうすればいいかわかりません。

  • 最初のサプリメントの組み合わせは、善玉菌ビオチンビタミンH)の組み合わせで様子をみればいいのかどうか(何錠飲みいつ摂取がいいのか)?
  • ビオチンが駄目な場合は?
  • 良くなってきた時点で減らしていいものと追加して飲むと良いもののサプリメント名、何錠飲みいつ摂取するといいのか?

2)私は小児喘息から現在季節の変わり目などに風邪から喘息気味になる状態です。今回も症状は小発作と診断され、風邪対策でムコダイン・クラリシッドを服用し、喘息対策としてアドエアというディスカス型吸入器を使いやっと状態が落ち着いたので、本日クリニックの再診ではアドエアだけになりました。手足が冷たくなる「冷え性」と、頭が重くなり眼の下が赤く腫れてきてなんだか痒い「花粉症アレルギー性鼻炎)」も持っており是非体質改善をと考えています。

3.主人は、アレルギー性鼻炎扁桃腺炎を持っています。風邪をひくとすぐ熱につながることが多いです。

  • どのサプリメントを最初に飲み、その後シフトしていくのがいいか?
  • 体重によって摂取する量が違うのかどうかも知りたいです。

新型と季節性インフルエンザで重症化するケースが喘息患者には多いので大変心配しています。感染に注意しながら体質改善をしていきたいと思っています。余り予算も無いのでその点を含め是非アドバイスをよろしくお願いいたします。

家族のアレルギーの体質改善によいサプリメントにかんしての回答です

弊社サイトに関する貴重なご意見を賜り、誠に有難うございました。今後のサイト構築の参考にさせて頂きます。
さて、お子様の脂漏性皮膚炎と、お客様ご本人様の喘息、ご主人様のアレルギー性鼻炎の改善に関するご質問ですね。ご家族様全員、基本のサプリメント善玉菌サプリメントビオチンビタミンH)となります。サプリメントの摂取量は、年齢ではなく体重で加減します。弊社HPでご案内している摂取目安は、60kgを基準に45kg〜75kgの方をカバーしていますので、例えばお子様の体重が20kgなら1/3〜1/2程度、ご主人様が90kgおありということでしたら1.5倍〜2倍の量となります。アメリカのアレルギー内科医は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬、ステロイド剤などの医薬品で症状を抑えながら、サプリメントで炎症を起こさない身体を作るという手法をとっています。無理に排除するのではなく、上手に双方のメリットを活かして下さい。
1)お子様の脂漏性皮膚炎 : 最近はビオチンビタミンH)は炎症抑制ホルモンの生成促進よりも皮下組織の血流改善効果が重要視され、ビオチンとリノール酸からガンマリノレン酸(GLA)を作れない体質の方にも、必ず摂らせるように変わってきています。アレルギー体質の方は必ず腸内環境が悪玉菌優勢であり、必ずビオチン欠乏にもなっている、だから経口補給は必要なんだという考え方です。小さなお子様は腸の長さも短く、腸内細菌の数も少ないため、大人に比べると腸内環境の改善はずっと早く進みます。ビオチンは前述の通り体重で1日の摂取量を決め、毎食後と就寝前の1日4回飲ませてあげて下さい。善玉菌サプリメントは1日1カプセル、恐らくカプセルを飲み込めないと思いますので、カプセルを空けて冷たい飲み物(ジュースやミルクなど)に入れ、溶け難いのでちょっとシェイクして飲ませてあげると良いでしょう。4歳くらいになって、まだお肌が薄い・乾燥肌などの症状が残っていたら、EPAを足されると良いと思います。
2)お客様ご本人様の喘息 : パントテン酸は、あれば非常に良いですが、改善に時間がかかるため、前述の基本のサプリメント善玉菌ビオチン)で、腸内環境と炎症体質の改善を進めていかれると良いと思います。そのほか、アメリカで喘息の症状抑制(対症療法)に良く使われているものに、いちょう葉エキス(テルペンラクトン)が挙げられます。優先順位は善玉菌、ビオチン、いちょう葉エキス、パントテン酸です。
3)ご主人様のアレルギー性鼻炎扁桃腺炎 : 鼻炎や扁桃腺炎は粘膜が弱い方が発症しますので、基本のサプリメントに、強い粘膜組織を形成するEPAやMSMを足して下さい。優先順位は善玉菌、ビオチン、EPA、MSMです。扁桃腺炎を起こしやすい方は、コルチゾールステロイドホルモン)の分泌量が少ないケースが多く、パントテン酸による副腎皮質の強化を行なうことが多いのですが、先にお話させて頂いたように改善に時間がかかることや、腸内環境が善玉菌優勢に改善されると、免疫機構が正常化するほか、白血球のバランスが変わって、細菌やウィルスに組織を侵されにくくなり、アレルギー性鼻炎はもとより扁桃腺炎も起こしにくくなることから、後回しにして頂いて構いません。
効率を求めれば、いくらでも足すサプリメントはありますが、ご家族様全員分となりますと、善玉菌とビオチンだけでもそこそこの金額となりますため、今回は種類を限界まで絞ってご紹介させて頂きました。

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ご連絡ありがとうございました。大変に参考になりました。体重の件で再度ご質問があります。現在、子供は12キロ、主人は82〜85キロくらいなのですが、この場合、子供は善玉菌サプリメントが1カプセル、ビオチンは3分の1程度(4分の1?)、主人は各4粒ということでよろしいのでしょうか?たびたび申し訳ありません。是非お教え頂ければ幸いです。

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こちらこそ、お忙しい中ご丁寧なご返信を賜り、誠に有難うございました。善玉菌サプリメントは、お子様は1日1粒、大人の方は1日1〜4粒程度お摂り下さい。摂取量と改善速度がある程度比例するため、出来れば多めにお摂り頂きたいのですが、決して安価な商品ではないですし、年単位の継続摂取が必要となりますので、1ヶ月1本(50粒)を目安に、1日1〜2粒、1粒の翌日は2粒、また翌日は1粒…という感じで、お続け頂く事をおすすめしています。2粒以上摂る時は、分けずに一度に摂る方が効率的です。
ビオチンは、お子様が12kgということでしたら1日1粒を4回に分けて、中の粉を少しずつ舐めさせてあげて下さい。大人の方は1日4粒目安で、毎食後と就寝前に1粒ずつお摂り下さい。ご主人様は若干基準体重を上回っていらっしゃいますが、通常通りで大丈夫だと思います。