アレルギー体質の肌トラブル

アレルギー体質の肌トラブルと毛穴ケア


こんにちは。初めてご相談させて頂きます。30代女性です。
中学生の頃の間違ったスキンケアや洗顔でニキビや赤ら顔に悩んでいました。
10代で既に頬の毛穴がかなり目立ち、オレンジの皮の様な肌がとても嫌で皮膚科を受診しましたが、そこで出された薬がステロイドだという事も、副作用が恐ろしい事も知らずに顔中塗りまくっては勝手に使用を中止してを繰り返していました。


今では元々薄かった皮膚が更に薄くなり、水分保持力の無く保湿をしてもすぐにカーっと火照った様に熱くなり水分が蒸発して代わりに大量の皮脂が出てしまう状態です。頬の毛穴も元々大きくぱっくり開いていたのが今では少しずつ涙型になりつつあります。
乾燥を補うために出る皮脂に汚れが混じり合ってそれが更に毛穴を詰まらせてしまっている様な状態です。
最近ではニキビだけではなく小さな痒い湿疹が出来たり髪が触れるだけで痒くなったりしています。
角質を丈夫にして水分保持力の強い肌、頬の毛穴が少しでも目立たない肌になりたくてずっと化粧品や皮膚科を転々としていましたが、こちらのサイトでアメリカン ビタミンショップのサプリを知り、これなら長年の悩みを解決出来るかもと思いご相談させて頂きました。
長くなってしまいすいません。
どのようなサプリメントが私に合っているのかアドバイスお願いします。

アレルギー体質の肌トラブルと毛穴ケアの回答です


まず、吹き出物など皮膚炎の予防と炎症抑制、皮下組織の血流を上げて新陳代謝を促進したり皮膚に必要な栄養素を届けやすくするために、肌のビタミンと呼ばれるビオチンをおすすめします。
また、薄くなった角質層を正常な厚みにすると同時に、角質層に油分(皮脂とは異なります)を持たせて乾燥肌を改善し、拡がった毛穴を小さくするものとして、EPAをおすすめします。
正常な厚みの角質層が形成されていくことによって、お肌のキメが整い、皮下組織で起きる炎症も噴き出しにくくなります。


アレルギー体質がおありかどうか、現時点では判断がつきかねますが、ステロイド剤使用による副腎皮質の疲弊は間違いなく起きていますので、これから1〜2年かけてEPAビオチンで正常な厚みの角質層を作り、乾燥肌や脂性肌(脂性肌の原因は、実は乾燥肌です)が改善され、毛穴などのお悩みが薄くなったら、これらのサプリメントの摂取量を減らして、パントテン酸による副腎皮質機能の回復や、善玉菌乳酸菌などの腸内細菌サプリメントによる腸内環境の改善などにシフトしていかれることをおすすめします。


後は、今正にお困りの吹き出物や乾燥肌が酷い部分、お肌の表面がフケのように剥ける部分がおありでしたら、スクワランオイルを塗ってみてはいかがでしょうか。

サプリメントでお肌が実際に変わってくるまでには、1回28日かかるターンオーバーを10回は繰り返す必要があり、単純計算でも半年以上かかってしまいます。
スクワランオイルは、皮膚が弱い方にも安全にお使い頂ける基礎化粧品です。
肌馴染みが良く、一度塗布すると洗顔しても失われませんし、重ねて塗っていくことで角層表面の2、3層目くらいまでは浸透して、乾燥が原因のかゆみを抑制してくれます。

アレルギー体質の肌トラブルと毛穴ケア 2


丁寧な返信ありがとうございます。
開いてしまった毛穴は2度と閉じないとか、薄くなった角質は厚くはならないと聞いた事があり、「今でこんな状態だと、10年後20年後はどうなってしまうんだろう」と不安でしたが希望が持てました。
アレルギーは首から上だけ?金属アレルギーがありチタンしか使えません(指輪は何でも大丈夫です)後は鼻炎や、季節の変わり目に目が痒くなるなどの症状があります。
それから、普通肌は生理前に調子が悪くなり、生理後に良くなると言われていますが私の場合は真逆です。漢方薬を飲んでいて生理は順調で生理痛なども殆どないのですが、肌の状態が普通と逆なのは、何故なのでしょうか?
質問ばかりですいません。
肌の悩みが改善される期待でいっぱいです。

アレルギー体質の肌トラブルと毛穴ケア 2の回答です


アレルギー体質はお持ちでいらっしゃるのですね。
そうしたらEPAを角質層に届けやすくする目的でおすすめしたビオチンで、炎症抑制もみられる可能性があります。
ゆくゆくは善玉菌乳酸菌などの腸内細菌サプリメント腸内環境を改善すれば、記憶されたアレルゲン情報がリセットされ、鼻炎や金属アレルギーの反応は起きなくなりますし、腸内でビオチンを作れるようになるので、ビオチンを摂る必要もなくなります。


肌トラブルと月経周期の関係は、単純にホルモンバランスの変化に左右されるというだけで、必ずしも順番が固定されているわけではありません。
多くの方が月経前に肌トラブルに見舞われ、月経開始から落ち着く傾向にありますが、たまたまお客様の場合は、月経前のホルモンバランスが、お肌を安定させるのでしょう。
EPAはホルモンの原料にもなり、崩れたホルモンバランスを整えるのにも働いてくれますから、体質に合致すれば、時間はかかりますがこういったホルモンバランスに起因する肌トラブルも、徐々に解消されていくのではないかと思います。


その他、ちょっとのことでアザが出来やすい、爪が薄く柔らかいなどの自覚症状がおありでしたら、弾力に富んだコラーゲンの生成に欠かせないMSMをプラスされると良いと思います。
EPAが行なう角質層改善と共に、皮膚そのもののキメと弾力を増して丈夫にしてくれます。

アレルギー体質の肌トラブルと毛穴ケア 3


先日は丁寧なお返事ありがとうございました。
さっそくビオチンとEPAを飲み始めたいと思っているのですが、ビオチンはアレルギー用と普通のビオチンがありますよね?
金額的にもずっと続けるなら普通のビオチンの方が続けやすいのですが、私の場合はどちらが良いのでしょうか?

アレルギー体質の肌トラブルと毛穴ケア 3の回答です


肌のビタミン(ビオチン)」は1粒中1mg入り、他のビオチンは全て5mg入りとなっております。
前者はビオチンが足りている方がスキンケア目的で摂るもので、アレルギー体質等で明らかにビオチン欠乏を起こしている方が必要量を摂ろうとすると、1回3〜5粒必要となり、却って割高になります。


炎症抑制を望まずEPAなどを皮下組織に届けやすくすることを主目的とするなら、5mg入りを1回1粒毎食後とし、就寝前は省いて頂いても良いと思います。
(15日分→20日分で、少し節約になりますよね。)