更年期障害

子宮筋腫の摘出後に更年期障害で苦しんでいます。


お世話になります。
アメリカン ビタミンショップのサイトを読ませていただいておりますが、情報量が多くてどれがよいのか迷ってしまい、選ぶことができないので、ある程度考え方を教えていただければと思いメールいたしました。


私は現在40代後半の女性です。
3か月前に子宮筋腫で子宮と卵巣を全摘しました。
術後の経過も良く、他に病気もなく、今では以前とほぼ変わらない日常生活を送っています。


ただ1週間ほど前から、寝ていて肩の痛みと腕のしびれで目覚めるほどになりました。
ストレッチやマッサージをするも特に効果はなく、無理な姿勢やねじったりという外的な要因ではなく、更年期症状ではないかと思っています。
突然のほてりやのぼせも若干出てきたようです。
精神的には落ち込み感はないのですが、記憶力が悪くなったようなあせりがあります。


このような症状を軽減できるようなサプリメントはどんな組み合わせが良いのか教えてください。
また、少し太っているので、代謝が良くなって、ダイエットもしたいとも考えています。
一度に飲む錠剤の数があまりに多いのも抵抗があります。
が、自分に合うものを探し当てたいと思っています。


大変わがままな質問で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

子宮筋腫の摘出後に更年期障害で苦しんでいますの回答です


子宮と卵巣の摘出による更年期症状の改善とダイエットに関するご質問ですね。


本来更年期障害は、閉経前後の急激なホルモンバランスの変化で、様々な不調を引き起こす状態を指しますが、お客様の場合は、子宮・卵巣の全摘出により、これらの臓器から分泌されるホルモンが一気になくなり、後遺症的に発生しているものと考えられます。


通常ですと、一度狂ってしまったホルモンバランスも、身体の中でいろいろとバランス調整が行なわれ、最終的に落としどころを見つけて安定し、更年期障害も収束するのですが、バランスを取ってくれる器官を摘出されていらっしゃいますので、このバランス調整を、ある程度人為的に行なう必要があると思います。


これから1〜2年のお時間をかけて、ホルモンバランスが良いところで安定するよう軟着陸させるために、まず、DHEAを1日2粒摂って、3〜6ヶ月ご様子を見て下さい。
恐らく3ヶ月を過ぎた頃から、若干でも変化が見られるのではないかと思います。
今は急激に変わったホルモンバランスの関係で、それまでなかった様々な問題が噴出している状態ですが、だんだんお身体が状況を把握し、DHEAの力も借りつつ、先にお話させて頂いたような落としどころを見つけてくれます。
つらい症状が治まり、安定したとお感じになった時点で、DHEAの摂取量を2粒から1粒半分に減らして数ヶ月間摂り、それでも体調の安定が続いているようなら1粒に減らしてまた数ヶ月、という形で摂取を終了していきます。


更年期障害の改善とダイエット代謝促進)を兼ねる方法として、可能であれば血流の改善をプラスしたいところです。
全身の血流を良くすることで、簡単に基礎代謝が上がりますし、血流が上がることによって、のぼせや動悸、末端冷え性などの、更年期障害としてよく見られる症状も軽減しやすくなります。
コエンザイムQ10CoQ10)は補酵素と呼ばれ、体内で200種類近い酵素を作る基となります。
酵素がたくさん作られると、エネルギー代謝やホルモン生成が活発になるので、更年期障害にもダイエットにも良い結果を得て頂けると思います。
そして、せっかくコエンザイムQ10を摂るのであれば、最終的に血中の脂質や糖質を運動エネルギーとして燃やすための、カルニチンを組み合わせて頂きたいと思います。
カルニチンにはカロリーをエネルギーとして使いやすくする働きがあるため、軽い運動でも消費カロリーを増やしたり、疲労回復効果が期待出来ます。


後は、1、2回の腕立て伏せや数回のスクワット、ちょっと心臓がドキドキする程度のランニングなどの、軽い運動を生活習慣に取り入れて下さい。
そしてもし、これまでの生活で長年運動不足でいらしたなら、最初の半年程度はアミノ酸ダイエットを摂って、成長ホルモンの生成を促進し、脂肪燃焼しやすい体質を作って下さい。
更年期障害等で崩れたホルモンバランスを整える意味でも、成長ホルモンの分泌促進は効果的です。

子宮筋腫の摘出後に更年期障害で苦しんでいます 2


ご返信ありがとうございました。
的確なご指摘ありがとうございます。
さっそく注文させていただきました。
元気とやる気を取り戻せたらと思います。

子宮筋腫の摘出後に更年期障害で苦しんでいます 2の回答です


こちらこそ、お忙しい中ご丁寧なご返信を賜り、また、早速のご注文も頂戴致しまして、誠に有難うございました。
栄養補給でホルモンバランスを整える方法は、先回ご紹介したもの以外にも幾つかございますので、ご様子を見て頂いて何の変化もお感じになれなければ、またご相談頂ければと思います。