アレルギー症状

様々なアレルギー症状に対するサプリメントについて


アメリカン ビタミンショップ様
先日こちらの商品を購入させて頂きました。
今回効果的な飲み方(摂取量)について教えていただきたいと思います。


20年以上前から夏の時期になると手や足の裏に水泡ができます。
色々な皮膚科に行きましたが治らず、最近行った皮膚科で掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と診断されました。
しかし夏の時期を過ぎると治るので、汗庖のような気もします。
現在夏の時期となり、左手のひらと、時々左右の指の間に水泡が出来ます、そして足の裏はかなり酷く水泡というより爛れて皮が剥け、少し経つと硬い変な皮膚が表面を覆い、またむけて爛れることを繰り返しています。
そしてとても強いかゆみを伴っています。
授乳中のため抗生物質を飲むこともできず、困っていたところにこちらのサイトに行き着きました。
先日ビオチン(ビタミンH)を購入し朝昼夕食後と就寝前に1錠飲んでいます。

また追加でEPAとDHA(オメガ3)を注文しています。
できれば早く治したいのですが、効果的なサプリメントとその摂取量を教えて下さい。


また、家族で花粉症の者がいます。

春先からくしゃみが酷いのですが、夏時期になっても市販の鼻炎薬を毎日飲まないとくしゃみがとまりません。

また鼻から痰が喉に詰まるようでよく咳もします。(耳鼻科でも咳は鼻からきていると言われました)

このため、ブロメライン今年こそは花粉症対策サプリメント・割引セットを現在注文しています。

こちらについても効果的なサプリメントと摂取量について教えて下さい。


多分長期間飲むことになると思うので、出来れば初めはこの種類、効果が出てきたらこちらのサプリメントに変更(もしくは追加)のような形で教えて頂けると嬉しいです。

お忙しいと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

様々なアレルギー症状に対するサプリメントについての回答です


アレルギーサプリメントの摂取と摂取量に関するご質問ですね。


まず、お客様ご本人様についてです。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)も汗疱も、改善に使用するサプリメントは基本的に同じです。
炎症抑制ホルモンの生成促進と、皮下組織の血流を高めるという二つの意味で、ビオチンはそのまま毎食後と就寝前の1日4粒(20mg)お摂り下さい。
そして、EPAとDHA(オメガ3)を1日4粒(朝・夕食後に2粒ずつ)摂り、充分な油分を含んだ正常な角質層を形成していきます。
1年ほどすると下層のほうに正常な角質層が10層くらい出来て、かなり皮膚の状態が良くなると思います。
そうなったら、オメガ3の摂取量を半分に減らして継続摂取します。
根本的な体質改善である善玉菌乳酸菌などの腸内細菌サプリメントによる腸内環境の改善は、1〜3年のお時間がかかりますので、出来れば並行して頂きたいと思いますが、ご予算のご都合等おありでしたら、オメガ3の摂取量を半分に減らす頃に、その分のご予算で腸まで届く善玉菌12などの善玉菌サプリメントの摂取を開始して頂いても良いと思います。
また、これらのサプリメント授乳中でも安心してお摂り頂けるものとなっております。


続きまして、ご家族様の花粉症対策についてです。
ブロメラインは、可能であれば食間にお摂り下さい。
最初に1粒摂ってみてお腹が痛くなってしまったり、もともと胃が弱い方でしたら、食後にお摂り下さい。
弊社取扱いのブロメラインはかなり高濃度のため、1回の摂取量は1粒までにされた方が良いでしょう。
シーズン中など炎症が酷い時期は1日3回、沈静化してきたら1〜2回でご様子を見て下さい。


ケルセチンは、通常はシーズン開始1ヶ月前くらいから摂り始めて、シーズン終了と共に摂取を止めてしまう方が多いですね。
粘膜の肥満細胞はケルセチンの感受性が高く、皮膚炎の方に比べるとかなり早い段階で感度が鈍り、ヒスタミンの過剰放出が起きなくなるのですが、その改善が固定されず元に戻りやすいためです。
摂取量は、1日3〜9粒の範囲でおすすめしています。
開きがるのは、摂取量と改善速度がある程度比例するためです。
昔は毎食後と言われていましたが、最近は1日分を一度に摂らせる傾向がみられます。


以上2つは炎症抑制のための対症療法的なサプリメントです。
粘膜を丈夫にするためのEPAとDHA(オメガ3)は、ご本人様と同様、1日4粒お摂り下さい。
炎症を起すホルモンの原料が作られる過程を阻害するという意味で、若干の消炎効果も期待出来ます。
そして、やはり根本的な体質改善は、腸内環境の改善となります。
腸内環境が善玉菌優勢の良い状態に改善されれば、Th1・Th2のバランスが正常化し、アレルゲン情報もリセットされるため、花粉症などの症状自体を起こさなくなります。