アトピー性皮膚炎とSOD食品

サプリメントの摂取年齢について

SODサプリメントについてですが、摂取年齢の記載がないのですが、1歳半の子供にも摂取可能でしょうか?

サプリメントの摂取年齢についての回答です

FDA(アメリカ食品医薬品局)は乳幼児のSOD摂取に対して特に警告は出していませんし、もともとSOD酵素は体内で全ての人間が作っているものなので、摂取に問題は無いと考えます。

ただ、SODは加齢と共に生成量が落ちるもので、生成不良体質などの問題さえなければ、小さなお子様は体内で充分な量が生成され、経口補給の必要はないように思えます。
SODサプリメントの性質からして、活性酸素の抑制を目的とされていると判断しましたが、抗酸化で最も優先順位が高いのは、ビタミンAビタミンCビタミンEの組み合わせとなります。

もし宜しければ、お子様にSODを…とお考えになった経緯や、健康上のお悩み、お持ちの体質など、詳しくお聞かせ下さいましたら、出来る限り効率よく体質改善を進めていくための栄養学情報と、それに合ったサプリメントをご紹介させて頂きますので、どうぞお気軽にお申し付け下さい。

アトピー性皮膚炎の改善について

大変親切な対応ありがとうございます。

1歳半の子供がアトピー性皮膚炎でとても苦労しています。
ステロイドを使いたくないので漢方を飲ませたりしていますがなかなか・・・そこでたどり着いたHPで、活性酸素対策が重要とあり、SOD食品がすすめられていました。
そこで紹介されていた病院が有名らしく、記載がありました、この病院でも独自に開発したSOD食品があるようですが、物凄い高価で手が出ません。
物質が同じなら、そんなに変わらないと思うのですが・・・

抗酸化作用ということになるとSODよりビタミンAビタミンCビタミンEが先ということですか?何かアドバイスがあれば・・・よろしくお願いします。

アトピー性皮膚炎の改善についての回答です

こちらこそ、お忙しい中ご丁寧なご返信を賜り、誠に有難うございます。

さて、お子様のアトピー性皮膚炎の改善に関するご質問ですね。
炎症部分では大量の活性酸素が発生しますので、抗酸化剤活性酸素を中和することにより、炎症抑制がみられることはありますが、炎症体質の中でも炎症を起こそうとする体質が強すぎると、活性酸素の中和だけでは効果を得にくいなど、摂る方を選ぶ手法といわざるを得ません。

アメリカでは、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤、抗アレルギー薬などの医薬品で対症療法しながら、同時にサプリメントでの体質改善を指導するという治療法が広く行なわれています。
まず、最重要課題である腸内環境の改善用に善玉菌サプリメントと、薄い角質層を正常化し、皮膚バリアを機能させるEPA、炎症抑制ホルモンの生成を促すほか、皮下組織の毛細血管を太くして血流を高め、皮膚に必要な栄養素を届けやすくしたり、新陳代謝で出た老廃物を流し去りやすくする、ビオチン(ビタミンH)、この3つのサプリメントが基本となります。

その中でも、特に腸内環境の改善は、最も重要なポイントです。
腸内でビオチンを充分に生成出来るようにすることで、同時に消炎系ホルモンも充分合成できるようになりますし、腸内の免疫機構の働きが穏やかになれば、本来無害なはずのアレルゲンへの過剰反応を起こさなくなり、それによってグロブリンの大量分泌も起こらなくなりますし、ひいてはウソの痒みや炎症を起こさせるヒスタミンの生成量も減ってきます。
腸内環境の改善は、お身体が小さければ小さいうちほど速く進むので、大人が1〜3年かかるのに比べ、かなり早い段階で改善が終わるはずです。

まだお身体が小さいのでEPAを摂るのは物理的に難しいと思いますが、ビオチン(ビタミンH)善玉菌はカプセルを開けて、ミルクやジュースなどの飲み物に中の粉を入れ、少しシェイクして飲ませてあげるという摂り方が可能です。
小さなお子様は消化酵素の分泌量が少ないので、大人に比べて活性菌が影響を受けにくく、カプセルを開けても充分な量の善玉菌が腸まで届きます。
ふたつとも無味無臭なので、飲み物の味を損ねることもありません。
お試し頂けるようでしたら、ビオチンは1回半カプセルを毎食後と就寝前の1日2カプセル目安で、善玉菌は1日1カプセル目安で、それぞれ飲ませてあげて下さい。
ビオチンの摂取量を調節するのがご面倒でしたら、甘いオレンジ味のラムネ状のビオチンもご用意しておりますので、そちらを適宜割ってお使い下さい。

尚、現在弊社でご紹介している全てのアレルギー改善用のサプリメントは、処方薬や市販薬、他のサプリメントとも安全に併用して頂けます。
どうぞご安心下さい。