脂性肌とEPA

脂性肌でEPAをたくさん飲んでもだいじょうぶ?

こんにちは。
2回目の注文も無事届きました。ありがとうございます。
下記のメールは1回目の注文の時のものですが、少し、質問させてもらってもよろしいでしょうか。


以前、半年くらいコラーゲンをを摂取してたのですが、特に効き目が感じられなかったので今、MSMサプリメントホーステール(シリカ)ヒアルロン酸EPAとDHA(オメガ3)を飲んでいます。
ただいま、1ヶ月強といったところでしょうか。
2回目の注文で、今回、コエンザイムQ10(CoQ10)もプラスしました。
個人差があるとは思いますが、だいたいどのくらいで効果を感じられるものでしょうか。
また、どういった効果が見られるのでしょうか。



以前の質問について『EPAとDHA(オメガ3)を健康維持量の2〜4倍摂ったほうが、お得だと思います。
ヒアルロン酸は水分保持ですが、EPAは油分(皮脂ではなく潤い)となって乾燥を防いだり、正常な厚みの角質層を形成し、真皮の黒色メラニンを透けにくくしてくれます。』とのアドバイスでしたが、割と皮脂分泌量が多い体質なので、(油物を取りすぎた翌日んは、吹き出物ができてしまうほど)怖くて夜2粒飲むだけですが、それ以上に飲んでも大丈夫なものでしょうか。
MSMサプリメントは朝に2粒、夜に2粒飲んでいます。
後、朝飲むのがいいのか、夜飲むのがいいのかもお伺いしたいです。
サプリメントによっても違うのでしょうか。


1年前ぐらい前から化粧品を無添加・オーガニック系のものに変えて(高機能化粧品の恐ろしさを知りました)肌そのものの力を鍛えたくて食事やサプリメントでがんばってるところです。
お忙しいこととは思いますが、アドバイスいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

脂性肌でEPAをたくさん飲んでもだいじょうぶ?についての回答です。

サプリメントの中では、特にお肌の変化を実感しやすいEPAとDHA(オメガ3)MSMサプリメントですが、細胞の入れ替わりや角質層のターンオーバーを幾度も繰り返す必要があり、変わってきたな、と思えるようになるまでには、気の長い話ですが半年強はかかってしまいます。


皮脂が多めに出てしまう脂性肌の原因は、実は乾燥肌です。
角質層に油分が少なく、水分を充分に保持できなくなってくると、身体は皮膚を乾燥から守ろうと、皮脂を多めに分泌させるようになります。
皮脂が浮く部分とかさつきやすい部分が混在するのもそのためです。
EPAとDHA(オメガ3)は、角質層に分泌されて肌の油分になり、乾燥肌を直したりお肌のうるおいとなる他、皮脂の主成分であるアラキドン酸という脂肪酸の生成過程を阻害する働きもあります。
また、EPAは脂肪酸代謝を正常化したり、関節の潤滑油にもなるなど、体内の様々な部分で大量に必要とされる脂肪酸のため、皮膚は後回しにされがちです。
そのため、お肌の改善を目的とするときは、大量摂取で余りをたくさん出す必要があるのです。
中性脂肪血症や脂肪肝尋常性乾癬などの治療では、1日8粒摂らせる医師が多いので、4粒は決して摂りすぎということはありません。
また、出来るだけ多くの栄養素をお肌に届けるためには、肌の基底層の血流をよくすることが大切です。
もし宜しければ、アレルギー改善ほどの量は必要ありませんので、ぜひ肌のビタミン(ビオチン)をプラスして下さい。


現在最も支持されている理論のひとつに、「吸収の良くないミネラル類は朝食後に摂る」というものがあります。
MSMサプリメントについては、その理論に則り「ミネラルなので朝摂るべき」と主張する栄養学者と、「もともと食事で大量に摂る栄養素なので毎食摂るべき」とする栄養学者が居るのですが、どちらも実際に摂っている方に現れている結果には差が見られませんので、朝食後にまとめて摂っても今のように分けてお摂り頂いても構いません。
EPAとDHA(オメガ3)は健康維持目的の場合は朝・夕食後に1粒ずつ、とされていますが、お肌の改善を第一義にする場合は特に分割摂取の必要はないと言われていて、しょっちゅう飲むのが面倒という人は一日分をまとめて摂ってしまいますし、大粒のサプリメントを一度にたくさん飲むのが嫌、という人は朝・夕食後に分けていることが多いようです。