善玉菌サプリメントと下痢・嘔吐

腸内環境の改善をしたいのに、善玉菌で体調を崩しました。

実は、腸まで届く善玉菌１２(Multidophilus12)を飲んだところ、腹痛と下痢、嘔吐にみまわれました。お腹にいいはずなのにと思い、昨日もう一度飲んでみたところ、やはり同じよな症状がありました。一粒では量が多いということでしょうか？それとも体質に合わないということでしょうか？このような症状がおきる人は多いのでしょうか？教えてください。

善玉菌と下痢嘔吐に関する回答です

腸まで届く善玉菌１２やアシドフィルス菌などの善玉菌サプリメントを摂り始めると、大量に入ってきた善玉菌が腸内の悪玉菌と激しくケンカをするため、最初のうちは下痢や便秘など、便通に支障をきたす方は多いのですが、特に腸内環境が大きく悪玉菌優勢に傾いている方ですと、善玉菌を攻撃する有毒物質の分泌量が非常に多くなるため、腹痛を伴なう下痢や嘔吐などの強い反応が出てしまいます。
このような方には、最初は補給する菌株の数を少なくして、徐々に増やして行く方法がおすすめです。アシドフィルス菌は、開栓後も冷蔵庫に保管して頂ければ半年程度は持ちますので、単一菌種で株数も少ないアシドフィルス菌単体のサプリメントに切り替えることをおすすめします。アシドフィルス菌は耐熱性・耐酸性に優れた菌種で、胃酸に触れても４〜６割は生きて腸まで届きます。通常は、出来るだけ死なせないように空腹時の摂取をおすすめしていますが、しばらくの間は食後に摂ったりカプセルを開けて摂ったりして、一度に大量の活性菌が腸に届かないように調整して頂くと良いと思います。